天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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NHK朝ドラ/カムカムエヴリバディ

2021-12-10 21:00:00 | テレビ番組

京都、岡山、大阪を舞台に、昭和から令和の3つの時代をラジオ英語講座と共に生きた祖母、母、娘の3世代のヒロインの一世紀(100年)におよぶ家族の物語をハートフルコメディーとして描く。
    (Wikipediaより抜粋)

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11月からスタートしたNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。
この1カ月は、戦争前後の暗い時代をひたむきに生きる主人公の姿がラブリー・・・。

今日(12/10)の放送では進駐軍のクリスマス・パーティーで喫茶店のマスター(世良公則)が「明るい表通りで(On the Sunny Side of the Street)」を唄っていました。
色んな想いが詰まったこの唄、テレビドラマを超えた映画のメインシーンのようで涙が・・・。
今後の展開が楽しみです。

前作「おかえりモネ」は気象予報士がテーマと思っていましたが、東日本大震災の復興劇のようでした。
朝ドラのテーマとしてはチョット・・・。

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1年前の記事(2020-12-10):三三大橋/こころ旅

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第23回農心杯世界囲碁最強戦/井山4連勝!

2021-12-08 21:00:00 | プロ棋戦

日中韓の勝ち抜き団体戦「第23回農心辛ラーメン杯世界最強戦」の第2ラウンド(第5~9戦)が11月26~30日、ネット対局で行われた。日本から3番手として、井山裕太九段(32)が登場(27日)。一気の4連勝を決め、最終第3ラウンド(来年2月21~25日)へ勝ち進んだ。
日本はほかに、2人を残しており、2位以上が確定。優勝となれば、第7回(2005~06年)以来、16期ぶりの快挙となる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「井山4連勝!3人残し日本首位へ/世界に轟く大躍進」
     (週刊碁見出しより)

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世界戦では久しぶりの朗報です。マスコミも大きく取り上げていましたね。
ただ、優勝となると楽観できません。
中国・柯潔九段、韓国・申眞諝九段のエースが控えており、厳しい戦いが予想されます。

「週刊碁」のトップ1面は「農心杯世界囲碁最強戦/井山大躍進」、最終面は「王座戦第4局/井山、またまたカド番」と明暗が分かれています。
世界戦と国内棋戦、世界戦の方に注目が集まりますが、どちらもガンバレ!!

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1年前の記事(2020-12-08):第68期王座戦第4局/芝野2連覇! 二冠を堅持

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第69期王座戦第4局/芝野が勝利、決着は最終局へ!

2021-12-06 21:00:00 | プロ棋戦

第69期王座戦挑戦手合五番勝負第4局が神奈川県秦野市「鶴巻温泉 元湯 陣屋」で行われ、黒番の芝野虎丸王座芝が井山裕太四冠に中押し勝ちをおさめ、シリーズ2勝2敗とした。最終局の第5局は12月9日(木)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「芝野タイ、捨石作戦実らせる」 「井山、またまたカド番」
     (週刊碁見出しより)

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2-2のタイに戻した芝野王座、序盤の苦戦を独特の勝負勘でひっくり返しました。
敗れた井山四冠、芝野さんの変幻自在に惑わされたか・・・。

最終局までもつれた本シリーズ、これまでの4局はいずれも黒番が勝っており最終局のニギリに注目ですね。
井山四冠は対局過密でコンディションが心配、若さの芝野さんが有利か・・・?

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今回の対局地は神奈川県秦野市「鶴巻温泉 元湯 陣屋」。タイトル戦の開催地としては歴史がありますね。

将棋のタイトル戦も多く、陣屋のHPには原田泰夫九段の書がありました。
「堂々と勝ち 堂々と負ける」ナルホド・・・。

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1年前の記事(2020-12-06):第46期天元戦第3局/井山2連勝、防衛にあと1勝

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「AI時代の新格言」NHK囲碁フォーカス

2021-12-04 21:00:00 | テレビ番組

「フォーカス・オン」は「AI時代の新格言」。古くから囲碁にまつわる格言はたくさんある。しかし現在、AIの登場によりカタツキ、ダイレクト三々など新たな囲碁の打ち方の可能性が広がり、囲碁格言にも影響を与える可能性がある。こうしたAI時代の「新格言」を楽しく紹介する。
   (NHKオンラインより)

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11/28に放送の囲碁フォーカス「フォーカス・オン」は「AI時代の新格言」。
泉谷英雄八段と大橋拓文七段が新格言について討論し、下記の6格言を採用しました。

 ①パッと肩ツキ 肩パット
 ②シマリにツケよ
 ③AIにソーシャルディスタンスなし
 ④三々でさんざん苦労する
 ⑤とりあえずビール 星に三々(審議)
 ⑥カカリに受けない

たそがれ世代にとって、これからAI手法を理解するのは大変です。とりあえず従来の知識範囲でしのぐしかないか・・・。
問題は相手がAI作戦できた場合の対処です。逃げてばかりでは形勢を損ねそうだし、ほぼ団塊世代には難儀なことです。

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1年前の記事(2020-12-04):第61期王冠戦/伊田防衛、5連覇達成

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剛毅果断/伊田篤史八段

2021-12-02 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の「つるりん式観る碁のすすめ」、四字熟語編⑭は下島陽平八段(=しも)をゲスト伊田篤史八段に当てはまる四字熟語を考える。

つる:お題は中部の英雄、伊田篤史八段!
しも:英雄(笑)? 初めて聞いたよ。まあ、力強い感じはするけど。
つる:ですよね。昔と今と棋風が変わったけど、力強いのは変わってないですよね。
しも:棋風だけじゃないしね。10秒話したら気が強い、あ、間違えた(笑)意思が強いってすぐ分かる。
りん:確かに、大先輩でも全然臆さないってイメージあります。

しも:「頭の中は冷静に、盤上では思い切りよく」って伊田くん自分に言ってたし。
つる:そろそろ四字熟語決めないと。(しばらく検索タイム)
つる:いいのがありました! 剛毅果断、意味は意思がしっかりしていて思い切って行動するさま。
しも:それ! 思い切りのよさと意思の強さって、まさに伊田くん!
    (以上、週刊碁より抜粋)

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ナルホド「剛毅果断」ですか、サラリーマンですとなかなかそういう気分になれません。うらやましいですね。
あと、若さの特権もあるかと・・・。

伊田八段は11月30日(火)に行われた中部総本部の棋戦・王冠戦で大竹優五段を破って6連覇を達成。名人戦リーグの出場権も獲得し絶好調です。

次回は加藤千笑二段に当てはまる四字熟語を考えます。
艱難辛苦、臥薪嘗胆、不撓不屈・・・。

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1年前の記事(2020-12-02):第39期女流本因坊戦第5局/藤沢、女流本因坊返り咲き!

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