天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第30期竜星戦決勝/芝野優勝

2022-01-11 21:00:00 | プロ棋戦

第30期竜星戦の決勝戦が12月27日、放送された。芝野虎丸九段(22)が許家元十段(24)を白番中押しで破り、第26期以来、2度目の優勝を飾った。令和三羽烏同士の対決は、芝野が中盤の競り合いで優位に立ち、リードを堅持。許の繰り出す勝負手をガッチリと押さえ込み、大石を撲滅した。
     (日本棋院HPより抜粋)

「トラ年に弾みつける、大模様作戦実る」 「許、競り合いで後退」
     (週刊碁見出しより)

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令和三羽烏の決勝戦、芝野虎丸九段が大模様作戦で許家元十段を破り、2度目の優勝を果たしました。今年はトラ年、「虎丸」大活躍の年になるか・・・。

本棋戦では一力さんが4回、井山さんが3回優勝していますが、今期は決勝トーナメント1回戦(ベスト16)で両者が敗退。本命が敗れ対抗の三羽烏対決となりました。

本決勝戦は昨年10/18に打たれ、12/27に放送。この間、関係者は結果が分かっているのですが、オープンできないジレンマがあるのでしょうね。

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1年前の記事(2021-01-11):一力が最多勝、最多対局、最高勝率を獲得

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上野女流棋聖が最多勝、対局数1位!

2022-01-09 21:00:00 | プロ棋戦

2021年の日本棋院公式戦は27日で終了し、年間最多勝ち星、対局数、勝率、連勝ランキングが確定しました。
・最多勝:上野愛咲美女流棋聖 54勝 初
・最多対局:上野愛咲美女流棋聖 79局 初
・勝率1位:常石隆志四段.769 初
・連勝記録:一力遼九段14連勝 2年ぶり2回目

上野愛咲美女流棋聖が勝ち星、対局数で1位となった。女流棋士が勝ち星、対局数で1位となるのは成績優秀者の表彰を始めた1967年以降初。女流棋戦(19勝10敗)を除いても35勝15敗の好成績だった。勝率部門は、常石隆志四段が初の1位。連勝部門は、一力遼九段が14連勝で1位となった。
12歳の仲邑菫二段が43勝18敗で勝星3位、対局数4位、13連勝で連勝2位。16歳の福岡航太朗二段が39勝12敗で勝星4位、勝率 .765で2位、13連勝で連勝2位と上位につけた。
      (日本棋院HPより抜粋)

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上野さんが初の最多勝(54勝25敗)、対局数1位(79局)を獲得しました。ただ、タイトルは女流棋聖、若鯉戦の2冠、藤沢さんの女流四冠には及ばずやや物足りない。
勝率部門は、常石隆志四段が初の1位(30勝9敗)。7/30時点の快進撃(22勝2敗)からはスピードダウンです。
連勝記録は一力さん(14連勝)、タイトル無冠は悔しい・・・。
12歳の仲邑菫二段の勝ち星3位、16歳の福岡航太朗二段の4位。新鋭の活躍に注目しましょう。

勝ち星などの記録は棋士にとって名誉だと思いますが、本命はこれから発表される「賞金額ランキング」でしょう。
賞金額は今年も井山五冠がダントツですね。1勝当たりの価値が違います。

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1年前の記事(2021-01-09):仲邑菫初段、2020年は21勝17敗

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ネット碁は年初から不調・・・

2022-01-07 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

昨年末は好調だったネット碁も、今年に入り勝率が3割台と不甲斐ない状況です。
棋力は短期間で乱高下するわけでもなく、体調も普通、となるとメンタル面の問題か・・・。

負けが続くと「勝ちたい」という気持ちが前に出て、焦りやミスにつながるような気がします。
「勝ちたい」という気持ちを抑え、「大人の対応」ができれば白星が増える・・・。
分かっちゃいるけど、これがムズなところで・・・。

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1年前の記事(2021-01-07):月刊・碁ワールド/エッセイ&パズル

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新春囲碁スペシャル2022、リレーGOバトル!

2022-01-05 21:00:00 | テレビ番組

新春の囲碁特番は、「囲碁リレー(連碁)対決」。SNSやインターネット動画などで人気のプロ棋士と囲碁が大好きな芸能人(タレント)たちがプロ二人とアマ二人、4人でチームを結成、一人5手ずつ打ち合います。
トッププロ同士の真剣勝負があれば、予想できないアマの手にプロが困惑する場面も続出。てんやわんやの面白対局ですが、同時に戦略やプロのテクニックを楽しみながら学べる、ユニークなお正月特番です!

・解説:武宮正樹(九段) ・司会:戸島花(タレント)・記録:青木裕孝(二段)
・山さんチーム
 山下敬吾(九段)、上野愛咲美(女流棋聖)、田中卓志(アンガールズ)、小池ジョアンナ(歌手)
・鶴さんチーム
 鶴山淳志(八段)、謝依旻(七段)、高杉一穂(俳優)、小宮山莉渚(女優)
    (NHK、HPより抜粋)

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1/2放送の「新春囲碁スペシャル」、リレー碁は白番の「山さんチーム」が4目半勝ちとなりました。山下九段のアドバイスが良かったのでしょう。
アンガールズ田中さんはもう少し腕を上げてほしいですね。

もう一つのお楽しみ企画は「プロに挑戦、逆コミ100目対局」。司会の戸島花さんが鶴山八段に逆コミ100目で挑戦、鶴さんの5目勝ちとなりました。
花さんは無用の反発心が形勢を損ねたようです。

芸能界で囲碁を趣味とする人は希少価値なんですね。対局する姿は絵になると思うのですが・・・。

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1年前の記事(2021-01-05):新春スペシャル囲碁対局2021「仲邑菫 対 芝野虎丸」

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新年打ち初め/2022

2022-01-03 21:00:00 | ルネサス/囲碁部

今日は毎年恒例の「打ち初め」です。
参加者は元勤務先のメンバー7名、元締めのO氏にはお世話になりました。
世間話では健康・病気の話が多くてドーモ・・・。明るい話題を増やしたいものです。

昨年、ネット碁の成績は何とか5割をクリアー、勝ち負けに一喜一憂せず気分よく打ちたいものです。
年賀状を頂いた先輩で六段免状を取得したとの便りがありました。お金もかかったようですが、棋力アップの原動力になるかも・・・。

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新年恒例の駅伝順位
◎全日本実業団駅伝(1月1日)
 ①ホンダ ②スバル ③旭化成 ④三菱重工 ⑤トヨタ自動車

◎箱根大学駅伝(1月2日~3日)
 ①青山学院大 ②順天堂大 ③駒澤大 ④東洋大 ⑤東京国際大

新年の恒例行事として定着した駅伝、伝統パワーは大きいようです。

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1年前の記事(2021-01-03):新年打ち初め/2021

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2022年/元旦

2022-01-01 21:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

「明けましておめでとうございます」

今日の新聞に次のような読者投稿がありました。

喜寿(77歳)となる年に「はげあたま」なるモットーを知人から教えてもらいました。
「は」:はつらつと
「げ」:げんきで
「あ」:あかるく
「た」:たのしく
「ま」:まじめに
忘れかけたら、鏡で自分の頭を見ればいいから安心、簡単です。(笑)

ナルホド、私の場合「明るく、楽しく」が減点か・・・。
すぐに改善できないでしょうが、「はげあたま」を頭に刻みましょう。

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1年前の記事(2021-01-01):2021年/元旦

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