天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第29期阿含・桐山杯決勝/平田、初優勝!

2022-10-11 21:00:00 | プロ棋戦

早碁日本一を決める第29期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦の決勝が10月1日、京都市山科区の阿含宗本山総本殿・釈迦山大菩提寺で打たれた。
本因坊文裕(33)=井山裕太九段=と平田智也七段(28)の対局は、平田がヨセ比べの接戦を制し、初優勝を飾った。文裕の2期ぶり、6回目の優勝はならなかった。
    (日本棋院HPより抜粋)
 
「平田初V、勢いに乗り強敵連破」 「文裕、スタミナ切れか」
    (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○

初優勝の平田七段、難解の終盤を差し切っての1目半勝ちでした。
敗れた井山四冠、終盤の勝ちコースを逃がしたようです。

平田智也七段はNHK「囲碁フォーカス」の講師を務めており、アマ囲碁ファンには顔なじみだと思います。
声優の照井春佳さんとの電撃結婚も話題になりましたね。

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1年前の記事(2021-10-11):第47期天元戦第1局/新鋭、関が先勝

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第47期名人戦第4局/芝野勝利で3勝1敗に

2022-10-09 21:00:00 | プロ棋戦

第47期名人戦七番勝負の第4局が兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」で10月6日(木)・7日(金)に打たれ、白番の芝野虎丸九段が中押し勝ちをおさめた。
芝野が3連勝で一気に王手!名人奪冠なるか。カド番に追い込まれたがここからが強い井山、巻き返しなるか。
     (日本棋院HPより抜粋)

「芝野3勝目、充実の内容で前進」 「井山、追い詰められた」
     (週刊碁見出しより)

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3-1とリードの芝野九段、朝日新聞の見出しに「芝野、序盤に仕掛けた罠、はるか先からの『ステルスにらみ』」とありました。序盤で芝野のノゾキ周辺の応酬ようです。
「ステルス」は隠密、こっそり行うこと。陽動作戦(おとり作戦)の意味でしょうか・・・?
カド番に追い込まれた井山名人、虎丸コンピューターに調子を狂わされたか・・・。

本シリーズ、井山名人のピンチですが、これまで何度も乗り越えた神通力。ただ、今回はさすがに・・・。

     ○ ● ○

今回の対局地は兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」。東大阪市出身の井山名人にとってはホームと同様ですね。

宝塚というと小説や映画の「阪急電車」が浮かびます。先日、テレビでも放映していました。
ただ、映像(映画)より活字(小説)の方が心に響くものがあったように思います。

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1年前の記事(2021-10-09):張栩の世ワタリ上手

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プロ棋士・四字熟語/木部夏生、王銘琬、三谷哲也

2022-10-07 21:00:00 | プロ棋士

「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」

第54回:多芸多才/木部夏生三段
★多芸多才(たげい・たさい):多くの分野で豊かな才能や技術を持っていること。

つる:べっきー(木部夏生三段)のユーチューブ動画、すごく完成度が高くて面白いのばっかり。
りん:着付けも習ってるんだって。
つる:多芸多才は知識人系のスペースマン(大橋拓文七段)か、ポップカルチャー系のべっきーか?
りん:スペースマンに合う四字熟語は他にもありそうじゃない。
つる:それじゃあ、今回はべっきーだね!

第55回:天真爛漫/王銘琬九段
★天真爛漫(てんしん・らんまん)):純真そのもので思い通りにふるまうこと。

りん:王銘琬九段著『読みの地平線』、自信が持てなくなった時に読むことにしてるんだ。間違えてもいい、楽しめばいい。メイエン先生(王九段)はスランプでどん底にいた私を救ってくれた恩人なの。
つる:先生は楽しむ天才だもんね。
りん:どんなに真剣でも決して深刻にならないのよ。自分が楽しんで周りを笑わせることを忘れない。私の理想です。
つる:棋風も先生の人柄通りだよね。ピュアで自由でスケールが大きい。

第56回:疾風勁草/三谷哲也八段
★疾風勁草(しっぷう・けいそう):逆境や不運に見舞われた時にこそ、その人の真の強さがわかるというたとえ。

つる:てっちゃん(三谷哲也八段)は真面目で一途な気持ちのいい人だよね。一昨年、悪性リンパ腫になって休場すると聞いた時は本当にショックだったな。
りん:今は幸い治療が上手くいって、安定してるみたいだけど。
つる:てっちゃん、復帰してから強くない?大変な試練があって体力的にも苦しいこととかあると思うんだよね。なのに着実に実績を上げてるでしょ。
りん:しかも、明るいよね。いつも前向き、さわやか。本当に芯が強い人だと思う。
    (週刊碁より抜粋)

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木部夏生さんは少年少女囲碁大会の頃、「ナッキー」と呼ばれてと思いますが、今は「べっきー」ですか。
ユーチューブ動画は真面目に見てませんが、多くのファンがいるんですね。棋戦での活躍も期待しています。

王銘琬九段の『読みの地平線』、本棚にありました。ツンドク状態で申し訳ない・・・。
テレビでの解説は本当に面白い。もっと出てほしいですね。

三谷哲也八段は群馬県のイベントで多く登場し、普及に尽力されています。
あのマジメさを県内の生徒も見習ってほしい・・・。

三谷八段、木部三段は群馬県出身の棋士。二人とも病気で苦しんだ時期もありますが、子供たちの期待を背負って頑張ってほしいですね。

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1年前の記事(2021-10-07):八方美人/万波佳奈四段

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NHK-Eテレ/趣味どきっ!

2022-10-05 21:00:00 | テレビ番組

趣味どきっ!
◎最短マスター! 日本のボードゲーム 囲碁将棋
いま、伝統的なゲームが熱い! 囲碁と将棋をアイドルと一緒に覚えよう!
囲碁の碁石も将棋の駒も触れたことのないアイドルに、教え上手のイケメン棋士、囲碁の鶴山淳志八段、将棋の都成竜馬七段がゲームの楽しみ方を指南します。
・放送:Eテレ、毎週 火曜日 午後 9:30~9:55
・再放送:Eテレ、翌週 火曜日 午後 0:15~0:40
     (NHKオンラインより抜粋)

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昨日(10/4)、初回放送を見ました。対象は超初心者ということで、内容も苦心されているようです。
囲碁の生徒はAKB48のメンバー3人、今後の上達ぶりが楽しみですね。
テキスト(1,430円)も購入しましたが、高いのがやや難か・・・。

週刊碁では「あみーごの囲碁成長期」が連載されています。
柳澤理志六段が名古屋のご当地アイドル「OS☆U(オーエスユー)」に指導。
「OS☆Uから囲碁ドルを」を合言葉に活動しているようです。

こども囲碁教室でも、保護者向けに番組のPRしました。
保護者が理解することで、囲碁への関心が上がれば万々歳・・・。

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1年前の記事(2021-10-05):第40期女流本因坊戦第1局/藤沢薄氷の先勝

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第47期新人王戦第2局/酒井佑規三段優勝!

2022-10-03 21:00:00 | プロ棋戦

第47期新人王戦決勝三番勝負第2局が9月30日(金)東京都千代田区「日本棋院東京本院」で打たれ、白番の酒井佑規三段が大竹優七段に1目半勝ちをおさめシリーズ2連勝とし、見事優勝。自身初のタイトル獲得となった。
     (日本棋院HPより抜粋)

「酒井決めた、連勝で初タイトル」 「大竹、痛恨の失着」
     (週刊碁見出しより)

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初タイトルの酒井三段、苦戦の碁を相手の失着に助けられたようです。
敗れた大竹七段、終盤のヨセで凡ミスが・・・。

混沌流の酒井・新人王、ニックネームにふさわしい碁を期待しましょう。
混沌(カオス)という用語、ときどき見かけますがムズな感じ・・・。

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1年前の記事(2021-10-03):第46期名人戦第4局/井山勝利で2勝2敗に

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NHK朝ドラ/ちむどんどん終了

2022-10-01 21:00:00 | テレビ番組

「ちむどんどん」最終週を振り返る土曜版(2022年10月1日放送)。
沖縄やんばるに移住してから畑仕事が楽しくてしかたない暢子(黒島結菜)は、地元野菜などを生かした食堂を開きたいと思いつく…
    (NHK、HPより抜粋)

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朝ドラ「ちむどんどん」、終わってしまいました。
ネットでは酷評もあったようです。私もイマイチと思いながら最後まで見てしまいました。
沖縄の本土復帰50年記念に固執した感じがドーモ・・・。
前作「カムカムエヴリバディ」の評判がよかっただけに・・・。

朝ドラというと主題歌が気になります。今回は三浦大知さんの「燦燦(さんさん)」。
「♪降り注ぐ順光線・・・」の「順光線」が、「巡航船」に思えてドーモ・・・。



朝ドラらしい主題歌として思い出すのは、AKB48の「365日の紙飛行機」。2015年放送の「あさが来た」の主題歌ですね。。
朝一番、爽やかな気分で聴いていました・・・。

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1年前の記事(2021-10-01):歴史書籍「昭和史(1926→1945)」

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