19年ぶり日本の世界戦優勝！日本の一力、不屈の逆転劇
9月8日に「第10回応氏杯世界選手権決勝五番勝負」の第3局が中国・上海で行われた。
日本の一力遼九段が中国の謝科九段に勝利し、3連勝で世界戦優勝を飾った。
日本勢が主要な世界戦で優勝するのは、2005年LG杯で張栩九段が優勝して以来、19年ぶりの快挙。
（日本棋院『棋道web』より抜粋）
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世界戦優勝の快挙を果たした一力九段、序盤から劣勢が続きましたが、終盤で見事に逆転しました。
敗れた謝科九段、一力九段の粘りに集中力が切れたか・・・。
「幽玄の間」のAI評価値は序盤から謝さんの優勢が続き、このまま一力さんダメかと思ったところ急展開の逆転ホームラン、良かった・・・。
テレビで「囲碁 一力遼九段 国際大会で優勝」のニュース、囲碁の話題が流れるのは久しぶりにですね。
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第49期名人戦七番勝負第2局2局が宮崎県高原町「極楽温泉匠の宿」で 9月4日（水）・5日（木）に打たれ、一力遼棋聖が芝野虎丸名人に白番1目半勝ちをおさめシリーズ2連勝とした。第3局は9月17日（火）・18日（水）三重県鳥羽市「戸田家」で行われる。
（日本棋院HPより抜粋）
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２連勝の一力棋聖、難解な読み合いを制し突き放しました。
敗れた芝野名人、微細な形勢ながら追いつけず・・・。
「幽玄の間」でのAI予想は序盤から一力さんが終始優勢、終わってみればわずか１目半。タフな精神力ですね。
一力さんは明日「応氏杯世界選手権五番勝負第3局」、２連勝でタイトルに王手をかけている大一番、期待しましょう。
苦戦のシバトラ（芝野虎丸）ですが、王座戦、天元戦と続けて挑戦者に名乗りを挙げ、３強（一力、芝野、井山）の一角として奮闘しています。
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月刊・碁ワールドの連載講座に「置き去りの傷を探せ！」というコーナーがあります。
もとは月刊・囲碁未来に連載されていたのですが、休刊（2022年3月）により碁ワールドでの連載となりました。
単行本も発売されています。
・書籍名：「置き去りの傷を探せ！ ☆進級シリーズ 2」
・発行所：日本棋院
・発行年月：2002年5月
・内容紹介
初段をめざす級の人向けの手筋発見の問題集。九路盤上のどこか変な欠陥、傷、手残りなどを探します。オイオトシやウッテガエシなどの基本手筋を発見する感覚と力が、自然と身につきます。
対象は級位者ですが、全問正解には骨が折れます。
ザル碁党の場合、傷を探すのはそこそこですが、傷を忘れるのが得意でドーモ・・・。
講座のタイトル「置き去りの傷を探せ！」、絶妙なネーミングですね。
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97歳杉内寿子八段、14歳張心治初段に惜敗 囲碁歴代2位の年齢差対局
囲碁の現役最年長棋士の杉内寿子（かずこ）八段（97）が8月29日に日本棋院で打たれた第36期女流名人戦予選で、張心治（こはる）初段（14）に白番中押し負けした。この日の対局は、歴代2番目の「82歳8カ月差」の対局となったが、97歳5カ月となる杉内八段は惜しくも敗れ、夫雅男九段（2017年死去）が持つ最年長勝利記録（96歳10カ月）の更新はならなかった。
（毎日新聞より抜粋）
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最年長棋士の対局、杉内さん残念でした。
張心治さんも注目され大変だったでしょうね。
スポーツ、芸術、政財界など、いろいろな分野で最年長者の行動が報道されます。
立派だと思う人、潔くないと思う人、いろいろですが・・・。
日本棋院の課題に「引退制度の導入」がありました。
将棋界と比較されますが、ムズなところで・・・。
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☆勝ち星・連勝（8月29日現在）
★勝ち星ランキング
①藤沢里菜女流本因坊 34勝15敗
②芝野 虎丸名人 32勝13敗
③井山 裕太王座 31勝17敗
④上野愛咲美女流立葵杯 29勝14敗
上野梨紗女流棋聖 29勝16敗
⑥一力 遼棋聖 27勝９敗
⑦加藤 千笑三段 25勝11敗
星合 志保四段 25勝15敗
⑨許 家元九段 24勝11敗
⑩六浦 雄太八段 23勝５敗
酒井 佑規五段 23勝７敗
福岡航太朗五段 23勝７敗
三浦 太郎三段 23勝７敗
（女流、若手棋戦を含む）
★ただいま連勝中！
〈11連勝〉
鶴田 和志六段（５／６〜）
〈８連勝〉
奥田 あや四段（７／４〜）
〈７連勝〉
小松 英樹九段（７／４〜）
〈６連勝〉
伊田 篤史九段（７／29〜）
矢中 克典九段（７／18～）
（日本棋院『棋道web』より抜粋）
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「勝ち星ランキング」トップは藤沢里菜さん、女流トップの座をキープしています。
芝野、井山、一力の３強も着実に星を伸ばしていますね。
女流では加藤千笑さんの奮闘に注目です。
若手の酒井、福岡、三浦は上位進出を狙っています。
「連勝記録」では鶴田さんがトップ、手堅い印象です。
２位の奥田さん、若手女流を脅かす存在になるか。
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