こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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親の自覚、子の視線

2015年10月11日 | 家族のこと

毒親という言葉があるのを最近知った。

どんな親かというと、自分中心で、価値観を子供に押し付け、子どもの人格を否定する、常識がなく、周囲を傷つける言動を繰り返すような人のことをいうらしい。

自分がそんな子育てをしてこなかったかというと不安だが、息子も娘も大きくなってしまったのでいまさらどうしようもない。

先日、半年ほど前に子供が生まれた知り合いの家に、その赤ちゃんをみせてもらいに、お祝いを持って遊びにいった。

その赤ちゃん、すくすくと丸々と玉のように育っていた。まずはなによりだ。お宅にお邪魔して思ったが、子育てというのはずいぶん大変なことなのだということをあらためて目の当たりにした。

というのも、子供というのは赤ちゃんの頃から親をみて育っているのだと気がついたから。当たり前のことだが、親は子の鏡、親となると、子供の視線があるということをいつも自覚していなくてはならない。

そこで毒親。親に毒をつけるというのもどうかと思うが、たしかに常識がなく、周囲を平気で傷つけるような人が親にいたら、子供はそれを当たり前だと思う。それだけでも子供にとっては毒だ。

放っておいても子は育つなどというがとんでもない。子からの視線というものがいつもあるということを考えていなくてはならない。子を持つ親はそういう自覚が必要だ。

 

となると、今の若い人はそれは結構面倒なことでわざわざ子供を持つ必要があるのかと思ってしまうのかもしれない。

こう考えてしまうのは年のせいだろうが、どうせなら若いうちに身構えずに子供を持ってしまうのがいいのだろう。と、ここまで考えて、将来いやな舅にだけはならないようにと決意するのだ。

もう少しい良い言い方はなかったか

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