平年並みのようだが、朝の気温がぐっと下がってきた。本格的な秋だ。犬の散歩には行くことができたが、ほんの15分ほどだからと見くびって薄着ででかけたのは失敗だった。明日からは短パンはやめることにした。
この時期、通勤の服装が悩ましい。わたしの場合、駅から病院まで35分歩き、歩いているうちに汗ばむほどとなるので、少し薄手にしておきたい。通勤電車も、混雑すると結構暑い。重ね着をして調節を、といわれても脱いだ上着を手で持って歩くのは思いのほかうっとうしいものだ。
今朝も、仕事に出掛けるときは長袖シャツだけでいいと思っていたのだが、妻にセーターを着るように言われた。散歩の時のことを思い出して、少々余計だと思ったが、忠告に従った。今シーズン、初セーター。
厚着で通勤電車は車内温度とちょうどよい按配だった。見渡せばサラリーマンのほとんどは背広姿で、私のような者もジャケットを着ている。みなさんちゃんと衣替えしている。乗り換えで、混む電車に乗ったらいつも以上の混雑、着ぶくれも始まってしまったようだ。学生が多い路線で、みんな上着を着ている。そんなところ、非常停止ボタンが押されたとかで、電車が止まってしまった。ちょっとあわててしまったが、じきに動き出してことなきを得た。
4分遅れで、次の乗換駅に到着した。これって、多分すごいことだと思う。
駅を下りてからは、ちょっと冷たい風に打たれながら歩いて出勤。病院手前の坂をあがったところで汗ばんで来て、セーターを脱いだら少々寒かった。
しばらくは、こんな上がったり下がったりの日が続くのだろう。