こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

お花、一束258円

2015年10月14日 | 日々思うこと、考えること

お花が無くなってしまって家の中がさびしいので、近所のスーパーマーケットに買い物に行くついで買って来てと、妻に頼まれた。

家の花はすべて妻が生けている。私が切り花を買うのは、せいぜい妻の誕生日、母の日と墓参の仏花ぐらいのもので、普段使いの花など買った記憶はほとんど無い。

たいていのスーパーの入り口にお花が置いてあるのは知っている。あれから、いくつか見繕って買ってくればいいのだろうと、出かけた。

スーパーの入り口で見ると、小さな花束がたくさん置いてある。もちろん、ここまでは知っていたが、色とりどりであったとは気がつかないでいた。

ぼんやりと花の山があるようにしか思っていなかった。

どれもそれほど高そうではない花ばかりだが、よく見るとどれもかわいらしい。

お花、一束258円。これが高いのか安いのかはわからないが、大昔デートでプレゼントしたバラ一輪よりはるかに安いのはわかる。2~4本づつラップにつつまれた花たちが、いたいけに感じられる。

選び始めるとどれもかわいらしく、どれにしようかと悩む。

結局、バラの花束とヒマワリの花束の二つを買った。レジのおじさんが「お花の袋どこでしたっけ?」と、花に”お”をつけてベテランのパートのオバさんに尋ねているのを聞いて、何だか嬉しくなった。

家に帰って妻に渡したら、バラの花束を二つにわけ、ヒマワリの花束とで花瓶3つに生けていた。

あっという間に家の中が明るくなって、嬉しい気持ちになった。

 たまには花束を買って帰ろう

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