人間というのは、どうしてこれほど不公平な存在なのだろうかと思う。
テレビを観たり、新聞を読んだりすると、才能にあふれた人たちが様々な能力を披露している。
もちろん、才能だけで世に出ることができるわけはなく、才能ある人たちのなかでの競争があって、それを勝ち抜かなくてはいけないのはわかっている。
うらやましいとか、そういうのではない。この不条理さを受け入れることが、人生の目的のような気がする。
受け入れることができたところから、人生が始まるように思う。
人間誰しも不条理に生きていることを知れば、不条理さを受け入れることはそう難しくない。
それは決してあきらめ、とかそういうものではない。ただ単に、そういうものなのだ。
そこから進んでいこう