こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

意地悪がわかるのは自分が意地悪だから?

2019年04月25日 | いじめ飲酒とタバコとギャンブル
なんだか昨日(最近意地悪な私)の続きのようにな話になってしまうけど、もう少しお付き合いください。
 
 
意地悪といえば、私もしょっちゅう意地悪される。それが意地悪されているように感じるからなのか、本当に意地悪されているかはわからない。
 
私自身がそれを意地悪と感じるかが問題で、意地悪と感じなければ意地悪ではない。意地悪をしてくる相手に意地悪をしているという意識がなければ意地悪ではないかもしれない。でも、受け止める方が意地悪だとかんじたら、それはやっぱり意地悪で、言い換えるとハラスメントに近い言葉に言い換えることができるかもしれない。
 
ところで、動物は意地悪を知らないから意地悪をしない。
 
だから、コロは嫌なことをされたら怒ることがあるけど、それは身を守るためで私に嫌なことをしようと考えて噛み付くわけではない。彼が嫌なことをやめさせるために怒るのだ。ナイトも意地悪をされるということを知らないから、ずっと足元でイビキをかいて寝ている。嫌なことがあったらその場を去る。人間に噛み付いて殺してもしょうがないのだ。意地悪を知らないというのはそんなことだ。逆に、犬は意地悪を知らないから、犬たちは私たちに意地悪なことをしてこない。
 
人間にしても、しょせん動物だから意地悪にも目的があるのかもしれない。人の足を引っ張ると単に面白いとか、自分ファーストで行動したいからとか。そうやって生きていったら楽なのだろうけど、社会とはそういうものではない。周りに意地悪ばかりしていたら誰も近づいてこなくなる。その方が気楽かもしれないが、孤独は寂しい。孤独にならないために、意地悪ばかりしていては社会の中では生きていけない。
 
 
私が最近意地悪なのは反省しなくてはいけない。そして私が意地悪なのは他人に意地悪をしているからそれがわかるのかもしれない。意地悪はイジメにつながり、社会生活の中では各種のハラスメントとなる。そのどれもが相手の立場に立つという思いやり、想像力が欠如するから起こることだ。
混雑するコンコースで立ち尽くしている人を手伝うことはできないかもしれないが、そういう人を邪魔だとは思わず、心の中で”大変ですね、がんばって!”ぐらいの温かい気持ちは持てるようでいたい。
そうすればこの血圧も多少は下がるかもしれない。
 

犬の心で

 

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