こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

緊急事態宣言下での要不要

2021年01月13日 | 日々思うこと、考えること
今朝も寒かった。今読んでいる”嵐が丘”の一節にある、「空気は見えない氷でできているかのように冷たかった。」まさしくそんな寒さ。それでも朝日を受けた木々や家々の屋根から湯気が立ち上り、あたりは真っ白な靄に包まれた。エサをついばみに小鳥もやってきて、夜明けとともに庭はにわかに賑わった。今日明日は新幹線に乗っての遠出。遠出といっても旅行ではなく、仕事。何をもって必要な仕事とするかは難しいがリモートでは対応困難なこと。行きの新幹線は思っていたより混んでいた。さすがに観光風情の人はいなくて、皆さんいかにもお仕事という感じ。
まあ、そうだろう。
南岸低気圧が通り過ぎたあとのせいか、車窓から見る空には雲が時々浮かんでいるだけでよく晴れている。
去年の暮れ、”コロナでわかった要不要(上)(下)”というエントリーを書いた。その時にはエッセンシャルワーカーのことを中心に人の仕事について考えた。こうしてウィズコロナが続き、いよいよ緊急事態宣言が再び出されているにも関わらず、私なりに仕方ないにせよ大都市間を移動してまでする仕事は必要なのかと考えてしまう。医療関連の仕事だったら許されるのか判断には悩む。結局のところ、要不要などそれぞれの人の価値観に基づくものでしかない。GoToにしても、観光業、飲食業の人にとっては必要で、コロナにうつるのは、その場で無防備に行動する人たちにしか過ぎないわけで、コロナ感染を提供しているわけではない。”俺たちばかりが悪者扱い”と嘆いていた居酒屋の店主の気持ちはわからないでもない。
人との接触をなるべく避け、静かに行動することを心がけた。知らない土地で夕食をどうしたらいいかがわからず、少々不安だった。駅の周りにいくつか食べたくなるような店もあったが、複数人で食事をしているのが見えたり、パーテーションがなかったりで、結局あきらめ、割高だったがホテルのレストランで孤食をとった。
そして、こちらも明日から緊急事態宣言。こちらでの仕事はあと1日。

閑散

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