こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

トランプ、メルケル、アベ後のつづき

2021年01月18日 | 日本のこと、世界のこと
今朝はすこしばかり雲が出ていた。気温は2度だが、少しは寒さに慣れたのか年末年始に感じたほどのキツさはなかった。気候は暦どおり今週が寒さの底となるようで、この辛抱もあとちょっと。
昨日、トランプ後、メルケル後、アベ後なんてことを書いたが、忘れずに書いておきたいことがまだあった。昨日のエントリーに手を加えるのもなんなので今日はその続き。タイトルはスマホ用にちょっと変えた。

政権交代、政治家の引退などというようなことを言っていられるのも公正な選挙が担保され、制度上も政権交代が行われるべく自由が国民に与えられているという”とても幸せな国”にいるからだ。だから選挙で不正があったと主張するトランプ大統領とそれに扇動された民衆が議事堂を占拠しようとしたのは民主主義の危機だった。バイデン次期大統領の就任式に出席しないと言う幼稚さに同調する国民も少なからずいるだろうから、アメリカは本当に危機的状況のように見える。

世界を見回し、健全な民主主義制度が確保されている国がどれほどあるか考えてみると案外相当少ないのではないか。そんな中、しがらみとか組織とか宗教、そんなことの一切ない選挙などあり得ないが、制度上は自由に投票することのできる日本の政治制度が当たり前にあるものとして軽んじていてはやがてしっぺ返しを受ける。私たちは政治に関心を持つことによってこの国の選挙制度、民主主義を守っていかなくてはいけない。

今日から通常国会が始まったそうだ。6月まで開催されるので、その間に解散総選挙もありうる。これまで後手後手となっている新型コロナ対策に追われつつ政権を維持していくことは大変難しいが、菅総理には是非主体的に行動してほしい。でなければそのままスルーされてしまう。彼はそのことがわかっているのだろうか。アベさんはどんな時も自分の口で弁明していた。それがどれほど苦し紛れで、後から考えたら滑稽なほどであってもアベ劇場は座長以下国民の目を政治に向けさせていたのは間違いない。そして、カリスマ性のある親分の尻拭いなど、誰にでもできる。虎の威を借る狐でしかなかったか。

今や国民は政治に絶望しつつある。それどころか政治家をあざ笑っているかのようだ。元々は民度が高かったはずなのに、それがもろくも崩壊したのは行動規範を自ら破壊した日本の政治家自身の問題だろう。

いい加減にしてくれ。
政治家の劣化は深刻

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