子供というのが神様からの預かりもので、その子供を社会に返すまで育てるのが親の役割で、それ以後も子離れできない様ではいけない、ということをこれまでに何度か書いてきた。ということは、人間の一生とは、誰かの子供として生まれ育てられ、やがて社会に出されることともいえる。そして、社会に出たら、社会の一員として生きる。中には自ら子供を持つ人がいて、その様な人はその子を社会に返すまで預かり育てる。この過程を、成育サイクルという。
一昔前までは成育サイクルからの離脱が50歳ぐらいだったのが今は、晩婚化や子供の教育期間の延長などで10年ぐらい遅くなった。それでも、遅くとも60歳をすぎるとそのサイクルから外れることになる。その後の人生が"おまけ"の人生だ。
私の場合、そろそろ"おまけ"の期間に入ることになる。大学を出てからこれまで社会に何を返してきたかというと、半分子育て半分仕事だったような感じで、これといった業績を残すこともなくのんべんだらりと過ごしてきてしまった。まあ、過去は変えられないのだから今さらどうこう言っても仕方がないので、前を向いて進んでいこうと思う。子育ては私の場合の一つの区切りであっだけど、人それぞれ区切りがあるはずだ。それは定年かもしれないし、引退かもしれない。それらが重なって、社会の一員として次のステップに進み。私の場合はこれからがおまけの人生で、そこで、残りの命を使うこととなる。
本来ならばもう死んでいてもいい年と考えたら、この命など無かったものと思ったら、失うものなど何も無い。あまりちまちましたことを考えず、今こそやりたいことをやっていきたい。
良く生きる
夏の終わりは、疲れが出てくる頃なので、
お身体はご自愛下さい。
夏の暑さはしんどいですが、終わるとなると寂しくなりますね。
ひまわりの写真から夏の光を感じました。有難うございます。