きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

月山の花々’16.8/1

2016年08月16日 | 高山植物・野草
今年の月山は雪が少なかったので、花は終わったかなぁ・・・と思いながらも、涼を求めて月山に行った。西川町の弓張平で朝ご飯を食べたが、そこから青空にそびえる月山山頂と姥ヶ岳がくっきり見えた。リフトは8時半運転開始で、2番でリフトに乗った。リフトに乗りながら、ルリビタキの声を聴くことができた。また、頭上をウソが2羽飛んで行った。リフトを下りて、ここからトレッキングのスタードだ。本日のコースは、姥ヶ岳に登り、そこから尾根を歩いて牛首の手前まで。そこから下に下っていき、リフト乗り場に戻るコースだ。まずは姥ヶ岳へ。例年だと雪が残っているが、今年は全くない。当然、チングルマなどは終わっていた。でも、木道まで登ると一変。色とりどりの花が咲き乱れ、黄色のキンコウカと池塘の組み合わせがとってもきれいだった。ニッコウキスゲとミヤマリンドウが花盛り。自分の大好きなミヤマリンドウを目いっぱい撮りまくった。また、ビンズイがエサをくわえて登場し、歓迎してくれた。姥ヶ岳山頂では、ウメバチソウやヨツバシオガマも咲いていた。次は尾根を歩く。ハクサンイチゲの白い花がこれまた可憐でかわいい。そして、ハクサンフウロが赤紫色の華麗な花を咲かせている。雪はほとんど消えているが、一ヵ所だけ雪の上を5,6歩だけ歩くことができ、そこだけ空気がひんやりして涼しい。ガスが下から上がってきて、月山山頂が見えなくなってきた。そして、ポツリポツリと霧雨が・・・。牛首手前から下に下っていった。チングルマの群生が所々に見られる。この辺りは遅くまで雪の残るところなので、ちょうど今が見ごろとなっていた。ゆっくり観賞し、撮影しながら下って行った。ここで、長い木材を一本背負って登ってくる二人の方とすれ違った。木道補修用の木材だと思う。どうもご苦労様です。この方たちのおかげで、私たちは快適に山歩きできるのです。また歩き始めたところで、ザァー!えっ?何?ザァーーー!こんなところで雨?激しい音を立てて雨が降ってきた。予報では晴天のはず。まさに青天の霹靂。もちろん、雨具などは持ってこなかったし~。しかも、雨宿りできるような隠れ場所もないし~。これは一気にリフト乗り場まで行くしかない。約15分くらいずぶぬれになって急いだ。山形の方言では「かぶだれ」状態だった。トイレ入り口で雨宿りし、小降りになったところでリフトに乗車。いやぁ、最後はひどい目にあってしまった。やっぱり、女心と山の天気は変わりやすいなぁ…と、身をもって実感した月山フラワートレッキングでした。

【出合った鳥・主な高山植物】 ルリビタキ、ウソ、ビンズイ、イワツバメ(巣にヒナ)
               チングルマ、ニッコウキスゲ、ミヤマリンドウ、キンコウカ、ヨツバシオガマ、イワオトギリ、トキソウ、ウメバチソウ、ウサギギク、シロバナトウチソウ、シロバナニガナ、ウズラバハクサンチドリ、
               コイワカガミ、ヒナウスユキソウ、アヅマシャクナゲ、モミジカラマツ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、アオノツガザクラ、アカモノ、ヒナザクラ、イワイチョウ 他

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アジサイ寺’15.7/4

2015年07月08日 | 高山植物・野草
アジサイが見頃を迎えたというニュースを見たので、早速出かけた。山形市の村木沢地区。道路沿いに車がずら~っと駐車していたが、何とかスペースを見つけてとめることができた。参道を上りながら、色とりどりのアジサイを楽しんだ。白も良いなぁ・・・。ピンクもきれいだなぁ…。でも、やっぱり青が一番かな。こんな感じで、1時間ほどアジサイ漬けとなったのでありました。
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あじさい寺’12.7/14

2012年07月21日 | 高山植物・野草

山形市村木沢にある出塩文殊堂。参道脇のあじさいが見頃を迎えているとの事。新聞やネットの掲示板で見ていたが・・・、今だ一度も訪れたことがなかった。何を隠そう、我が町の花は「あじさい」。しかし、最近はヒメサユリなどに力を入れて、あじさいはおいてけぼり状態だったそのような見事なあじさいが見られるのであれば、一度行ってみなければ・・・。朝からの雨がやんだので、思い切って出かけてみたお昼過ぎに家を出たのだが、たくさんの車が駐車していた雨上がりなので、ムシムシして蒸し暑かったが、あじさいは一段と色鮮やかだった。これだけのあじさいを育てるのは、手入れが大変だろうなぁ…と思った

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蔵王’11.7/18

2011年07月23日 | 高山植物・野草

コマドリを求めての今季2度目の蔵王であったが、コマドリはおろかウソも出ず・・・さて、どうしようかと考えた末に浮かんだのが「御田ノ神」湿原だった。名前も場所も聞いてはいたが、一度も訪れたことのなかった所だ鳥はあっさり諦め、高山植物に切り替えることにした。刈田岳駐車場から道路を山形側に500mほど下ったところにある。今日は「海の日」で祝日と言うことで、お昼近くになって、たくさんの車が上がってくるので、三脚を担いですれ違うのが結構勇気のいるところだった初めて訪れた湿原は、ワタスゲが一面咲き、それにキンコウカ?の黄色とサワランの赤紫色が彩りを添えていた避難小屋までの木道の散策路があり、ぐるっと一回りしても2,300mほどの小さな湿原だった。途中、ウソの声が聞こえ探したが、姿は見えず・・・アキアカネがサワランやワタスゲにとまるところを撮って、本日は終了となった。野鳥は全然だったが、久しぶりに高山植物を堪能することができた。

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蔵王・芝草平’09.6/27

2009年07月04日 | 高山植物・野草

友人に「高山植物見に、蔵王に行かない?」と誘われ、友人二人と蔵王にフラワートレッキング。目的は芝草平のワタスゲ。一面、白いふわふわ綿のじゅうたんが見所だ。ところで、芝草平って、どこ???実は、芝草平に行ったことがなく、どこにあるのかさえも知らなかったのでした。誘ってくれた友人が案内してくれるということで、・・・これは楽しみだ。朝9時の待ち合わせで、いざ蔵王へ。蔵王ハイライン(有料道路)入り口先の駐車スペースにとめる予定だったが、すでに、車は満員御礼の状態。それどころか、道路わきにとめて、駐車違反の紙を貼られた車も。仕方ないので、刈田岳リフト乗り場の駐車場に車をおき、そこからトレッキングコース入口まで歩くこと約1km。道路わきには赤紫色のハクサンチドリがまさに花盛り。その中に白いハクサンチドリ、シロバナハクサンチドリを発見。P1020025 P1020015 P1020011 コース入口に案内板があり、ここで今日のトレッキングコースを確かめる。小高い山が二つあり、一つ目が前山、二つ目が杉ヶ峰。これを過ぎると、芝草平に至る、約5kmほどのコースだ。歩き始めは緩やかな下りで、三人の会話も弾んだが、前山への登り坂に来ると、三人とも無口になってしまった。途中、イワカガミやマイヅルソウ、アカモノを見つけることができた。「アカモノのまだ若いつぼみは?」「ワカモノ!」などと冗談が言えたのも始めだけ・・・。P1020020 P1010998 しかし、山頂に立つと、やや強い風が疲れた体を癒してくれ、とっても心地よかった。疲れた体に浸み渡る~って感じ。尾根を下ると、チングルマの群生があった。今が一番の見頃といった感じで、とってもきれいだ。歩き始めて1時間半。道の下の方にいくつかの池塘が見えてきた。そこが目的の芝草平だった。ふわふわした綿のようなワタスゲを期待したが、シロツメクサの白いぼんぼこのように見える。時期がちょっと早かったようである。それでも、チングルマと一緒に白いお花畑となっている。ここ芝草平で、木道に腰を下ろしての昼食タイム。P1020010 一面の花畑を目の前にして食べるおにぎりは最高においしかった。帰りは、今来た道をUターン。一度通った道なので、この先がどうなっているのか、あとどのくらいで山頂なのかなどがわかって、とても歩きやすかった。帰りも山頂で涼しい風を受けては元気を取り戻し、何とか無事車に戻ることができた。せっかくなので、駒草平に下って、コマクサを観てから蔵王を下ることにした。下るにつれて、げかいの暑さが車の中にも入ってきた。何かさっぱりするものを・・・ということで、山川牧場で濃厚なソフトクリームを堪能して家路についた。今日は33度の予想気温であったが、山の上はとっても涼しく、気持ちの良いトレッキングとなった。ご一緒いただいたお二人さん、お疲れ様でした。

【出会った野鳥and高山植物】 ビンズイ・ウソ・ミソサザイ・コマドリ・ウグイス・シジュウカラ・アマツバメ  イワカガミ・チングルマ・ハクサンチドリ・シロバナハクサンチドリ・マイヅルソウ・コバイケイソウ・ゴゼンタチバナ・イワイチョウ・アカモノ・ミネザクラ・ヒナザクラ・ウラジロヨウラク・ツガザクラ

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