きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

新潟の鳥見①’19.4/29

2019年05月01日 | 県外の鳥見
ここ3年、春の飛島に行けず、代わりに訪れているのが新潟の公園。今年からいつでも飛島に行けるようになり、10連休後に飛島に行く予定だが、この公園にも行きたいし・・・。何という欲張りな性格か。それでも10連休中の目玉行事として、この日新潟に行った。子どもの遠足と同じで、夜は全然眠れず。日付が変わった2時に起床。2時半に家を出発した。現地に到着したのが、6時半だった。軽く朝食をとり、いざポイントへ。すでに6,7人のカメラマンがスタンバっている。自分も端の方に機材をセットした。ここは、オオルリやキビタキが地上に降りたり、水浴びをしたりという場面を見ることができるところだ。昨年は運良く、イスカに出会うことができた。今日はどんな出会いがあるかわくわくしながら鳥の出を待った。早速姿を現したのは、キビタキ雌だった。この個体、よほどここが気に入ったのか、自分がここを引き上げるまでの間、ず~っとここに出ずっぱりだった。そのせいか、誰もこの個体を撮る人がいない。心優しい自分は、何枚か撮ってあげました。できればオオルリ雄やキビタキ雄に出てほしかったけど…。それにしても、1時間以上待ってもこれはという鳥さんが出ない。「これは、ハズレかなぁ?」と、思い始めたその時、出たぁぁぁぁ!なんと、頭がオレンジの鳥さん。コマドリだぁぁぁ!あまりに突然の出現に、心臓がドキドキ。指先が震え、ピンボケ画像連発。そうこうしているうちに、コマドリは柵の向こうに退出。いやぁ、びっくりしたぁぁぁ。まさか、コマちゃんが出るとは。ずっと憧れ、コマちゃん期待でここに通ってきたが、4年目にして初めて出会うことができた。少し心が落ち着いたところで、次の出番に備えて、露出などの設定をチェックした。「よし、今度は大丈夫。」と思ったものの、次の出番がなかなかやって来ない。その間、近くの木に来るセンダイムシクイを撮ったりした。そのうち、オオルリやキビタキも姿を見せるようになり、退屈しなくなった。コマドリもその後何回か姿を見せてくれて、シャッター切りまくり状態となった。このポイントのコマドリは雄だったが、お昼過ぎに行ったポイントに出たのは雌で、一日で雄と雌に出会うことができ、超ラッキーだった。結果、1000枚も撮ってしまい、画像の整理に頭を悩ますことになってしまった。ブログへの画像アップは、3回に分けてアップすることにした。今回は、何といってもコマちゃんですね。
【出会った主な鳥たち】 コマドリ雄雌、オオルリ、キビタキ、ルリビタキ雌、コルリ雄、シロハラ、アカハラ、センダイムシクイ、アオジ、オオタカ 他
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福島市小鳥の森’18.12/26

2018年12月30日 | 県外の鳥見
28日から大雪注意報が出て、29日現在、家の周りの積雪が50cmほど。この記事を書きながら外を見ると、吹雪だ。明日も雪降りのようなので、さらに積雪は増えそうだ。
恒例の福島市小鳥の森探鳥。昨年はルリビタキに会えず、ドンと落ち込んで帰ってきたが、今年はどうだろう・・・。朝、夜明け前の4時50分に家を出発。関山峠を越え、仙台宮城ICから高速に上がり、福島飯坂ICで一般道に。そして、小鳥の森に着いたのは8時過ぎだった。車から降りると、高い木の上にマヒワの群れを見つけた。まずはさらっと歩きながら探すも鳥の声がしない。こりゃだめだと、ネーチャーセンターに行って、鳥情報を仕入れることに。どうやら、ルリビタキは山の方の沢沿いに出るらしい。出ることを祈って、まずはそこで待つことに。この日の気温はそんなに低くないので、あまり寒さは感じなかった。待っている間に出てくれたのは、アトリ、ミソサザイ、そしてキクイタダキ。キクイタダキは、水たまりで水浴びをしていた。枝が込み入ったところで、しかも動きが超速く、写真に撮るのがなかなか厳しかったが、何とか数枚撮ることができた。それを見ると、頭頂の「菊の花」が黄色に橙色だった。これまで、「菊の花」を見たことがなかったので、超うれしかった。もうこれだけで帰っても良かったのだが、やっぱり、何とかルリビに会いたい。そして、じっと待つこと2時間あまり。もう限界かな?というタイミングで、「ヒッ、ヒッ。」という鳴き声が聞こえてきた。これは、間違いなくルリビタキの声だ。声のする方に移動しながら探すと、いた!木の枝にとまるルリビを発見。わずか2,3分だったが、我を忘れてシャッターを切り続けた。行ってしまったところで、昼食タイム。ネーチャーセンター内で、外のエサ台に来る鳥を見ながらの昼食。エサ台には、シメやカワラヒワ、ヤマガラなどがヒマワリの種を食べにやってきた。そこに、モズの雌がやってきて、何やら食べているようだった。双眼鏡で確認すると、小さな枝に刺したカエルかトカゲの干物を食べているようだった。こんなところにはやにえをしていたんだと、ちょっと驚いた。本日は、夕方から忘年会の予定があるので、2時頃福島を後にした。・・・という事で、今年の鳥・撮り納めは、福島市小鳥の森となったのでした。

拙ブログにお越しの皆様、拙い記事と写真をご覧いただき有難うございました。来年ものんびり、地道にブログを続けていく所存ですので、来年もよろしくご愛顧をお願いいたします。それでは、皆様にとって、来年も良い1年となりますようお祈りいたします。良い年をお迎えください。

【出会った鳥たち】 シジュウカラ、ヤマガラ、マヒワ、キクイタダキ、ルリビタキ、シメ、アトリ、カワラヒワ

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瓢湖’18.8/1

2018年08月19日 | 県外の鳥見
この時期、恒例の「ハス花とヨシゴイ」詣で。今年は連日の猛暑で、いつ行こうかと、カレンダーと天気予報とにらめっこ。とにかく暑いので、朝早く鳥見してお昼頃帰ってくるしかないということで、この日行くことに。夜明け前2時45分に家を出、瓢湖に着いたのが6時頃だった。急いで朝食をとり、急いで機材を準備して出発。昨年見た時は、ハスが瓢湖の中央あたりまで後退していたが・・・。散策路に出ると、ハスの花がちらほら。昨年よりはハスが近い。これは期待できるかも・・・。しかし、しばらく待つも、ヨシゴイが来る気配なし。遠くでヨシゴイが飛んでいるのを見つけた。一応ヨシゴイがいるのを確認し、ちょっと一安心。中央の橋の上から周囲のハス花の様子を確かめ、ちょっと移動。すると、先客の方がヨシゴイの幼鳥を発見。ヨシの中からじっと水面を見つめている感じがかわいらしい。ヨシの中から出てくる様子がないので、移動した。少しずつ暑くなり、日陰のないところはちょっと厳しくなってきたので、日陰のある所を行ったり来たりして、ヨシゴイを探すことに。まずはバンの親子を発見。ヒナが2羽、お母さんにくっついて食事中。生まれて間もないヒナは黒い幼羽に覆われてモフモフなヒナ。少し成長すると、全く色の違う若鳥になる。そして成鳥になると、また黒い羽毛になる。不思議だぁぁぁ。何か意味があるんだろうなぁ、たぶん。ヒナと言えば、カルガモの交雑種のヒナたちも発見。こちらは8羽のヒナたちだ。こちらもお母さんについて、朝のお散歩中。微笑ましい様子を観察していると、こちらに向かって、一羽の鳥が飛んできた。ヨシゴイの登場だ。35,6cm程度の小さな体を生かして、ハスの葉の上を自在に歩き、水面をじっと見て、首を長く伸ばし、細長いくちばしで魚を挟み取る。相変わらずこちらの様子などにはお構いなく、エサ取りに夢中だ。おかげでこちらも撮影に夢中になる。一度出会うと、移動した先々で難なくヨシゴイに出会うことができ、しまいには、1,2mぐらいのところにいるのに、気付かずに飛ばしてしまった。こんな感じで、5時間ほど撮影を楽しんだが、何しろ暑くて暑くて、いつもだと、この後福島潟に寄って帰るのだが、今回は、瓢湖のみで真っすぐ帰ることにした。今年もヨシゴイに出会えて楽しい一日だった。



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新潟鳥見’18.4/30

2018年05月07日 | 県外の鳥見
3年ぶりに春の飛島鳥見を予定していたが、予報では天候が悪く、風も強いようなので、断念しキャンセルした。3年前の「島流し」がトラウマになっている。・・・で、このまま何もない連休では寂しすぎるので、新潟に行くことにした。ここ2年、飛島の代わりにお邪魔しているところだ。お目当てはコマドリとコルリだ。夜明け前の3時前に家を出、新潟の現地に着いたのが6時半頃だった。3年前はコマドリのさえずりが出迎えてくれたが、今回は何も聞こえない。とりあえず鳥の出るポイントに行くと、カメラマンが5,6人スタンバイ中だった。自分もその端っこに入れてもらい、鳥の出を待つことにした。3,4時間待つ間に出てくれたのは、オオルリ雄雌、キビタキ雄雌、コサメビタキ、センダイムシクイ、アオジ。そして、クライマックスは、イスカの登場だ。10羽ほどの群れが、頭上の松の木にやってきて、その中の数羽が下に降りてきた。これほどしっかり見ることができたのは初めてだ。11時頃車に戻ってお昼を済ませ、今度は別のポイントへ。階段の途中にあるあづまやの所で待った。何を待っていたかと言えば、すぐ近くの藪で鳴いているコルリだ。しかし、これがなかなかの曲者で、声はすれども姿は見せず・・・。結局、鳥見終了まで1度も姿を見せてはくれなかった。その代役を務めてくれたのが、キビタキ雄若と雌だ。自分は見られなかったが、一度交尾をしたとの事。ただ、手前に桜の横枝が邪魔して撮れなかったらしい。それでは、二度目もあるだろうと、みんな、雄が出れば雌を待ち、雌が出れば雄を待った。そして、雄が出て、雌が現れないと、「これは振られたかなぁ…。まだ若いんだからがんばれ!」と、意味不明な応援をしている我々であった・・・のでした。そして、ここでちょくちょく姿を見せ、自己アピールしている鳥がいた。始めはアオジの雌かなと、そんなに関心を向けなかったのだが、だれかが「アオジじゃないよ、これは。黄緑色味がないなぁ。」「オオジュリンの雌じゃない?」と言っている。よく見ると、確かに黄緑色味がない。では、何だろう??? シラガホオジロの雌やシマアオジの雌とか考えたが、どうも今一ピタッとこない。やはりオオジュリン雌かなぁぁぁ。    *識別できた方、お知らせいただけると助かります。

【出会った鳥たち】 オオルリ、キビタキ、コサメビタキ、コルリ、センダイムシクイ、イスカ、アオジ

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秋田de鳥見’18.2/25

2018年03月03日 | 県外の鳥見
秋田で鳥見する機会に恵まれた。場所は大潟村周辺。メインはハクガンの群れだが、その前に、アカツクシガモが来ているとの事で、有志で見に行った。場所を案内してくれたY氏が見つけてくれたので、みんなでじっくり観察&撮影できた。それにしても、アカツクシガモ、大きい!カルガモの一回りくらい大きい感じだ。あとで図鑑で確認すると、カルガモは60cm程度。アカツクシガモは65cm程度。そんなに変わらない感じだが、実際に観ると大きい。近くにはウミアイサもいたのでバチッ。初撮りだ。さて、メインのハクガンツアー。中型バス3台に分乗して出発。ほどなくして、ハクガンの群れを発見。誰かが「キツネがいるよ~。」と言っているので、よ~く探してみると、ハクガンの群れの近くにいた。ハクガンは警戒しているようだが、飛び立つ様子はない。もう少し近くでハクガンを見たかったが、仕方がない。帰りは、オオワシ、オジロワシがいたが、証拠写真程度しか撮れず・・・。ミヤマガラスの群れを見ていると、一羽の小型タカが飛び出して来て、近くの木のてっぺんにとまった。コチョウゲンボウの雌だった。このあたりにスズメの群れがいるので、よく現れるらしい。今回は、ハクガンをはじめマイフィールドでは絶対に観られないような鳥たちを堪能することができた。

【出会った鳥たち】 オオワシ、オジロワシ、コチョウゲンボウ、マガン、ハクガン、オオヒシクイ、アカツクシガモ、カワアイサ、オオバン、ミヤマガラス

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