長かった梅雨が2日に明けた。そして、今日は34度の予想だ。これは避暑地・月山に行くしかないだろう。前回は7月上旬で、かなり残雪があったが、今回は大丈夫だろう・・・8月だし。だいぶ花も出揃ったかもしれない。というわけで、今日は月山フラワートレッキングだ!
姥沢駐車場で朝ごはんを済ませ、8時にリフトに乗った。一応、売店でアイゼンを借りる。保証金が2000円から1000円に下がっていた。雪渓が少なくなったからだろうか。リフトの下にはヤマハハコ、シロバナニガナ、リンドウが咲いていた。リフトを降り、姥ヶ岳の方を見ると、前回よりかなり雪が消えている。木道を登っていき、姥ヶ岳の方に曲がっていくと雪渓があった。 かなり急勾配で、アイゼンなしでは危険だった。雪渓が終わり、木道のところまで来ると、右側にニッコウキスゲの群生が広がっている。チングルマは終わっていたが、ミヤマリンドウが真っ盛りだった。自分の一番好きな花だ。ついついシャッターを押す回数も増える。姥ヶ岳の頂上にはいろんな花が咲いていた。黄色いミヤマコウゾリナ、ウサギギク、ウメバチソウ、青いミヤマリンドウ。白いミヤマリンドウもあった、赤紫のヨツバシオガマ、モミジカラマツ、ニッコウキスゲ。 やや風が強いが、とにかく涼しくて気持ちいい。日が照ってくると暑くなるが、この風のおかげで、暑さが気にならなくなる。このままずっとここにいたくなる涼しさだ。雲の切れ間に鳥海山の頭が見えた。1時間ほどのんびりして、また出発。姥ヶ岳から尾根沿いに上り下りがつづくが、いろんな花と出会い、その場その場で写真を撮りながら進んでいく。金姥までの下りではヒナウスユキソウは終わっていたが、ミヤマリンドウが見頃だった。ハクサンシャクナゲがつつましくも華やかに咲いている。金姥ではハクサンイチゲ、ハクサンフウロが咲いていた。そこから柴灯森までは上りが続いたが、ハクサンフウロやニッコウキスゲが疲れを癒してくれた。 牛首まで行き、そこで休むことに。ここで10 時半。いろいろこの先を考えたが、結局また姥ヶ岳に折り返し、姥ヶ岳でお昼を食べることにした。のんびり花を見ながら戻った。お昼を食べて、1時間ほどのんびりして下山した。家の方は33度だったが、月山は体感的には22,3度といった感じだった。今回は前回よりも花の種類数が多く、のんびり歩くことができ、楽しい一日だった。
出会った花たちは、「月山を彩る花たち」に追加したので、ごらんいただければ幸いです。
【出会った花たち】雪渓・ニッコウキスゲの群生・ハクサンイチゲ・ハクサンフウロ・ハクサンシャクナゲ・ミヤマリンドウ・アカモノ・コイワカガミ・ウメバチソウ・モミジカラマツ・シロバナトウチソウ・雲上の山