きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

鳥の海・岩沼市’06.8/7

2006年08月08日 | シギチ日記

いつもお世話になっている画像掲示板を見ると、すでにシギチの渡りが始まっているらしい。苦手で敬遠していたシギチに少しずつ興味が出てきたので、今季もシギチに会いに行くことにした。渡り本番にはちょっと早いかもしれないが、どんなシギチに会えるか楽しみだ。この日の潮汐表を見ると、朝8時半ごろピークの大潮だった。家を6時過ぎぐらいに出て、まずは亘理町の鳥の海に行った。潮は完全に引いて、干潟が大きく広がっていた。なかなかシギチが見つからず半分あきらめた頃、5,6羽の群れを発見。Cimg0518 キアシシギだ。もしかして、メリケンが1羽ぐらい・・・と、ねっつぐ観察したが、ただのキアシだった。海辺のほうに行ってみたが、サーファーのみだった。朝ごはんを食べて、岩沼のほうに行ってみることに。最初は病院裏の休耕田。サギがたくさんいた。コザキとダイサギは大きさですぐわかるが、その中間がよく分からない。Cimg0547 あとはチュウサギとしておこう。(識別ポイントが頭に入っていません。)とても警戒心が強く、ちょっと近づくだけで、すぐ飛ばれてしまった。別の休耕田に移動したが、ここにもシギチの影はなかった。そして、やはりサギが多い。アマサギも2羽見つけた。一応写真も撮ったが、遠いのと空気の揺らぎで×だった。ササゴイの幼鳥を2羽見つけた。土手のススキにコヨシキリが上って鳴いていた。帰り際、Cimg0583 ササゴイとカワセミのツーショットを見つけた。お昼を食べに、また鳥の海に戻ったが、干潟はもうなくなっていた。こうなれば、近くの田んぼ巡りしかないと思い、車を走らせたが、見つけられなかった。仕方なく、サギがたくさんいた田んぼで、サギでも撮って帰ろうと思ったら、思わぬごほうびが待っていてくれた。あぜの所にシギらしき姿が・・・。やや遠いが中型のシギに見えた。あわてて双眼鏡で確かめるとタシギだ。草むらの上にちょこんと上半身を出していて、いい感じだ。急いでシャッターを切り続けた。それにしても、サギでも・・・と思わなかったら、このタシギとは出会えず、しょんぼり帰宅となるところだった。鳥運とは本当によく言ったものだ、シギはキアシとこのタシギの2種類だけだったが、タシギにこんなにじっくり出会ったのは初めてだった。さらにうれしいことに、帰宅途中、作並から東根市へ入る関山トンネル過ぎの下り道路左手の斜面で、上に上がれずにいる野ウサギと、しゃがみこんで何かしているサルを見つけた。車を停めようとも思ったが、結構車が続いていたのでそのまま帰った。何かお土産をいただいたようで、超うれしい帰宅となった。

p.s. 後日、山形県支部の鳥見人仕様さんより「タシギ」ではなく「チュウジシギ」のように思われるとご教示いただきましたので、「チュウジシギ」とさせていただきます。

【出会った鳥たち】 コサギ・チュウサ・ダイサギ・アオサギ・アマサギゴイサギ・       ササゴイコヨシキリカワセミキアシシギチュウジシギ・オオタカ(柴田町の峠付近で)

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