ど★れどれ♪さんの情報で、鳥の海にハイイロチュウヒ♂が来ているとの事。♀は結構見られるが、♂は数が少なく、なかなかお目にかかれない。そして、蒲生にはハジロコチドリで出ているとの事。今回は、この2種ねらいで、宮城に出発だぁ!朝5時に出発。鳥の海に着いたのは7時半頃だった。まず、海辺に行ってみた。何もいないなぁ・・・と思ったら、チドリ発見。コチドリがじっとしていた。 他に遊び相手もいないようなので、相手してあげ
た。でも、写真を撮っていたら、何と、後ろに別のチドリが!シロチドリだ。いつの間に~・・・みたいな。しばらくして、小さなシギの群れが波の上を飛びまわり、近くに降りた。下面が白く、上面が灰色だった。たぶん○○シギの冬羽だろうと思った。とにかくシギチにはシロウトな自分でした。
その時は、ミユビシギかなぁ~と思っていた。しばらくして、また群れが飛んできて、二つの群れが一緒になった。その時は同じ鳥の群れだと思っていたが、あとで確かめると、違うシギの群れだった。よ~く観察してみると、嘴が細く、先が少し下に曲がっている。のどから胸にかけて黒い斑点がある。上面は灰色だった。図鑑で調べると、ハマシギの冬羽のようだった。
もう一
方は、全体に白いシギで、嘴がやや太く、ハマシギよりも短く真っ直ぐだった。頭も白い感じで、ミユビシギの冬羽のようだ。この2種は、仲良く一緒に採餌したり、砂浜で休んだりしている。波打ち際で、波の動きに合わせて動くのがとてもめんごい。これだけをずっと見ていても飽きない。すっかりシギチに魅せられてしまった。たっぷり堪能したので、友遊広場に戻って、松林のほうを見ると、白い猛禽を見つけた。
「おっ、これはハイチュウかぁ・・・?」と、よ~く見ると、オオタカ♂だった。鳥の海でオオタカは初めてだ。オオタカを見ながら車の中で朝食をとった。10時頃、次の目的地・蒲生に移動した。ちょうど大潮にあたり、だいぶ潮が引いていた。早速、手前の干潟でハマシギの群れを見つけた。そこに、katokeiさんが現れた。ハジコチやミツユビカモメの情報をお聞きし、とても有難かった。ミツユビカモメを探しにご一緒させていただいた。ユリカモメは一応自信があるが、あとは全然分からない。正直、カモメ類はなかなか好きになれない。どうも、あの目が・・・。それで、自分は途中からハジコチを探しに行った。「ハジコチ~。ハジコチ~。」とアチコチ探したが、見つからない。と、砂浜に1羽チドリを見つけた。ん、ハジコチ~と、よ~く見てみると、頭に赤茶色がちょっと入っていて、のどのリングはなかった。シロチドリだった。のんびりした様子で、しまいには砂に座り込んでしまった。眠くなったのかなぁ?期待したハジコチには出会えなかったが、かわいいハマシギの群れとkatokeiさんに出会うことができ楽しかった。お昼になったので、再度鳥の海に行って、そこで終わりにしようと思ったが、その途中、思わぬ渋滞に巻き込まれてしまった。こんなところで渋滞になろうとは全く予想していなかったので、かなり汗汗だった。何とかわき道に逃げ込んだのは良かったが、カーナビが全く役に立たなくなり、方向だけを頼りに何とか鳥の海に戻ることができた。大体30分の道を1時間以上かかってしまった。再度ハイチュウ♂を探すも、やっぱりだめだった。しかし、遠くの方に、V字形で飛ぶ猛禽を発見。赤茶色の体で、腰に白い帯が見えた。ハイチュウの♀だった。結構近くまで飛んできてくれたが、残念ながら止まってはくれなかった。2時ごろ帰ったが、夜、yamameさんの掲示板で、4時ごろハイイロチュウヒ♂が出たのを知った。世の中、こんなもんですよ。これも、日頃の自分の行いの悪さからでしょう。よ~く反省して、又の機会を待つこことします。お目当ての鳥さんには出会えなかったが、シギチをたっぷり堪能でき、楽しい鳥見でした。
【出会った鳥たち】 オオタカ♂・ノスリ・ツグミ・ヒバリ(さえずり飛翔)・ハマシギ・ミユビシギ・シロチドリ・コチドリ・カモメ類(十把一からげです。)