「白鳥の湖」で有名な新潟県の瓢湖。夏もおもしろいと知ったのは、一昨年、yamameさんやど★れどれ♪さんのブログを読ませていただいた時だった。自分も一度は行ってみたいと思っていたが、遠いのでなかなか・・・というのが正直なところだった。昨年は結局行けなかったが、今夏はちょっと気分が盛り上がってきた。なかなか近間で鳥が見られなくなると、少しぐらい遠くても・・・という気になるものだ。そして、本日、ついに新潟県に鳥見に出発だ。本命は、ハスの花・葉っぱにヨシゴイ!そして、トンボ類。とりわけチョウトンボを見たい!朝3時に出発。仕事では絶対起きられない時刻だが、鳥見となれば朝飯前だ。 瓢湖の駐車場には6時半ごろ到着した。朝早いと車は走っておらず、poliさんもいな い・・・で、やはり速い。車を降りて、様子を見に土手のほうに行くと、田んぼに何か黒いモノを見つけた。双眼鏡で見ると、チョウトンボだ。いきなりのお出ましかよ。急いで車に戻り、カメラの準備をした。早くも本命その1ゲットだ。これは幸先が良い。まず朝ごはんを食べてから出発した。yamameさんのブログに従い反時計回りに歩いた。ハスの花が満開に近く、とってもきれいな風景だ。あやめ園でまたしてもチヨウトンボを見つけた。すると、10匹ほどのチョウトンボが空を舞っていた。そうか、ここではチョウトンボは普通種なのか。湖面の方に目をやると、カルガモの親子を見つけた。結構大きくなったヒナの親子から、やっと水に入ったばかりという感じのかわいい小さなヒナの親子まで、繁殖にだいぶ時間差があるようだ。 それか ら、モズ親子、バン親子、ゴイサギ幼鳥も見つけた。そして、本命のヨシゴイ。ヨシゴイもそれほど苦もなく見つけることができた。もちろん初見の鳥さんだ。体長30~40cmくらいのサギ科の小型の鳥さんだ。見つけるには苦労しなかったが、なかなか良いところにはとまってくれない。それにしても暑~い!覚悟はして来たつもりだが、やっぱり暑~い!汗びっしょりになってしまった。暑いと集中力というか根気がなくなる。 ボーっとしてハスを見回していると、チーっと鳴いて、カワセミの登場。おっと、ハスの花の上に・・・と思いきや、蕾の上に。これでもなかなか良い感じだ。幼鳥だが、なかなか絵になるなぁ。さらに歩を進めたが、ヨシゴイは見当たらず。どうやら、「ヨシゴイ」というだけに、「ヨシ」のあるところにいるようだ。ヨシがたくさん生え、湖面にヨシがたっぷり出ているところに、ヨシゴイは集まっているようだった。ぐる~っと一周し、正面の白鳥の像のところに来ると、トンボ・ヤンマが見られた 。ウチワヤンマが交尾しているところを撮ることができた。ここには、コハクチョウやホシハジロの居残り?がいた。一周したので、最初にヨシゴイを見つけたところに戻った。すると、2羽、ハスの葉にのっていた。2羽とも縦斑があり、幼鳥のようだ。ハスの花とヨシゴイは難しいが、いろんな仕草を観察することができた。3時間ほど歩き回ったところで、もう限界だ。暑くて暑くて・・・。車に戻り、まずは冷房で体を冷やす。期待した鳥さん・トンボにたっぷり出会えたので、十分満足だった。お昼前だったが、帰路につくことにした。福島潟にも寄っていこうと行ってみたが、道路からの入り口を見つけられず、寄ることができなかった。まぁ、次回のお楽しみということで・・・。初めての新潟鳥見。初めてにしては上々の成果だった。
【出会った鳥たち・トンボたち】モズ幼鳥・カワセミ幼鳥・ヨシゴイ・バン・カルガモ・オオヨシキリ・(コハクチョウ・ホシハジロ) チョウトンボ・ウチワヤンマ