きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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宮城県蕪栗沼’07.10/14

2007年10月15日 | 宮城の鳥見

9月下旬、伊豆沼・蕪栗沼にマガンが渡ってきたと支部の掲示板に載っていた。もうガンの季節なんだなぁ。毎年、11月頃に会いに行っているが、今年は様子見がてら、少し早めに行こうと考えた。すでに蕪栗沼にはカリカ゜ネが数羽来ているという情報もあったので、早速、カリガネ探しに出かけた。今回は、蕪栗1本にしぼって探すことにしたので、朝は5時45分に家を出た。いつもよりちょっと遅めだ。現地には8時半頃に着いた。沼に行く手前の北側の田んぼにたくさんのマガンが入っていた。まず、ここからスタートだ。稲刈りが終わり、わらを運ぶ作業をしている近くの田んぼなので、運搬車が通ると、ガンが一斉に飛び散ってしまう。さあて、カリガネはいるかなぁ・・・と見回していくと、見つけた。3羽一緒にいる。天気が良く、光が強いので、なかなかいいのが撮れない。まぁ、腕のせいもあるだろうが・・・。しかも、次第に気温が上り、空気が揺らいでいる。なるべく近くで撮ろうと近づいたその時、Cimg0948 バタバタバタっCimg1005 と、飛ばしてしまった。ものすごい数のマガンだ。申し訳ないことをしてしまった。次からは気をつけますので、ご容赦を!あちらこちらの田んぼに散ったので、カリガネを求めての田んぼ巡りとなった。なかなか見つからなかったが、やっとこさ探し出した。大群なので、見つけても、カリガネのいる位置によっては、近づくことができない。ちょっと近づいただけで、群れのはしっこのガンたちが飛び立ち、そこから連鎖で全部飛んでしまうのだ。それで、はしっこにカリガネがいる群れがないか探し続け、運よく、ついに見つけ出すことができた。これなら近づくことができる。しかし、用心して、背を低くして、「だるまさんがころんだ」式で近づいた。Cimg1049 何とか近くまで寄ることができた。夢中で撮っていたので、ふと時計を見ると、お昼も過ぎ過ぎ、1時半だった。まだ昼ごはんも食べていないし、帰る時刻に近づいていた。急いで車の中で昼おにぎりを食べ、沼の南側駐車場に行った。せっかく蕪栗沼まで来て、まだ沼の中を見ていなかった。カリガネは十分堪能したが、これだけではねぇ・・・。ここまで来たら、シギにも会いたいなぁ・・・と思い、急ぎ足で沼のシギの見えるところまで行った。すでに日が西側の方まで進み、Cimg1217 逆光になっている。何とか識別できたのはオグロシギとツルシギだった。ちょっと小さめのシギがいたが、よくわからない。ハマシギのようにも見えるが・・・、何だろう?時計を見ると、もうすぐ3時だ。ゆっくり観察もできずに車に戻った。今日はカリガネにこだわりすぎて、他の鳥たちをじっくり見ることができなかったが、その分、カリガネを堪能できたので良しとしよう。

【出会った鳥たち】 マガンカリガネオグロシギツルシギ・チョウゲンボウ・ヒバリ

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コメント (7)
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