今年も宮城に雁を見に行く季節がやってきた今年は久しぶりに伊豆沼の朝の飛び立ちを見ようと思い、3時前に家を出た伊豆沼の獅子ヶ鼻に着いたのが夜明け前の5時半頃だった。今朝は霧の発生もなく、東の空が薄明るく見える待つこと15分ぐらいでその場面はやってきたマガンたちの声が一段と高くなり、 そして轟音とともにマガンたちが飛び立った朝日に東の空の雲はオレンジ色に染まり、その中を無数のガンたちがえさ場を目指して飛び立っていった。久しぶりに見たが、何度見ても感動ものだしばらく余韻に浸った後、車に戻り、朝食とお眠りタイムだ一休みし、シャキっとしたところで、田んぼ巡りに出発だ沼のほとりを回りながらマガンの姿を探した。・・・しかし、ど~こにもいなかった「マガンや~い」一体どこに行ってしまったんだ?例年観察しているところをくまなく回ったが見当たらず…もう、こうなったら、あそこに行ってみて、いなかったら蕪栗沼に移動しよう・・・と、覚悟を決めて行ってみると・・・ いたぁ~すごい数のマガン・マガン・マガン・・・・「ガ・ン・マ」になってしまうほどの数渡ってきたばかりの10月は、まだ小群にわかれず、大きな群れになっているようだ。探すのは楽かなと思うが、今回はなかなか大変だった早速カリガネやシジュウカラガンが混じっていないか目を皿にして探したがいないようだった。たっぷり楽しんだ後、お昼前に蕪栗沼に移動したここでも大きな群れで、田んぼ3,4枚にびっしり状態だった土手の上から丁寧に見ていくが、マガンばっかし。北側駐車場に車をとめ、沼の方に歩いて行った。シギを探したがいなかった。お出かけなのかな?オオヒシクイも遠く、あっさり退散したこんな感じで、今日は特に珍ガンには出合えなかったが、早朝の一斉飛び立ちを見ることができたし、とんでもなく大きな群れの迫力ある飛び立ちを見ることができたしで、とっても楽しかった。
【出合った鳥たち】 マガン・オオヒシクイ・オオハクチョウ・コハクチョウ・モズ