きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

飛島秋Ⅱ'15.10月

2015年10月23日 | 飛島
[①アカアシチョウゲンボウ]
朝ご飯を済ませて、自転車に乗り、ヘリポートに真っすぐに向かったのがラッキーだった。いつもは、学校裏のグラウンドに寄り、小一時間ほど観察・撮影してから坂を上っていくのだが、この時は何故か、グラウンドをPASSして坂を上った。すると、二人のバーダーが何かを撮っている。レンズの先を探すと、電線に猛禽がとまっている。瞬間的に「ハヤブサだ。」と思った。急いでカメラをセットして、まずは証拠写真。それから双眼鏡で確認する。パッと見、「小さいかな? それに、口元が赤いなぁ。」と思ったが、頭からハヤブサが抜けることはなかった。朝日を浴びて、露出が難しかったが、とにかくバチバチ、バチバチ撮った。しばらくして飛び去ったので、坂を上り始めると、上の方から男の方が・・・。そして、「今、ここにアカアシチョウゲンボウがいると聞いてきたんだけど、飛んじゃいましたか?」・・・、そうだったのか!これがアカアシチョウゲンボウだったのかー。自分はすっかりハヤブサと思い込んで撮っていたんだけど・・・。これが初めて出合ったアカアシチョウゲンボウでした。


[②シラガホオジロ]
今回はヘリポートで多く出合うことができた。これまた、飛島に来なければなかなか見られない珍鳥である。若いのからシラガになった成鳥まで複数羽で行動しており、ヘリポートの上にも下りてエサとりをしていた。エンベリザ類では最大の大きさで、飛んでいても、大きさと「ブチッ、ブチッ。」という声でシラガだと識別できる。


[③アトリ]
滞在中は、どこに行ってもアトリだらけだった。結構人を恐れないので近く、羽の模様、色がきれいなので、自分的には撮りたい鳥さんだ。


[④キマユムシクイ]
とにかくムシクイは、識別も撮影も難しい鳥さんだ。飛島では、よく「キマユムシクイがでましたよ。」とか「カラムジ(カラフトムジセッカ)が出てますよ。」とかの情報をいただくが、自分的には「無理!」と、出合いも撮影もはなからあきらめていた。そんな自分にも幸運が舞い込んだ。ヘリポート脇のやぶで、キマユムシクイが頻繁に姿を現してくれ、何とか自分にも撮ることができた。キマユとはいうものの、眉は黄色っぽい褐色といった印象だった。

コメント (8)
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