きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

月山・自然博物園’18.5/20

2018年05月21日 | 月山
西川町志津にある自然博物園。月山の中腹に位置し、まだまだ多くの雪が残っており、姥ヶ岳付近では、現在春スキーが営業中である。ここを訪れたのは、3年ぶりだ。このポイントは、雪と新緑と渡ってきたばかりの夏鳥を同時に楽しめるレアな探鳥ポイントだ。


車を降りて、長靴に履き替えて、残雪の上を登っていく。ブナ林に入ると、早速キビタキの声が降ってくる。下の沢の方からは、ミソサザイの声量豊かなさえずりが聞こえてくる。キビタキを撮っていると、やぶからコルリの声が聞こえてきた。声のする方に移動し、やぶの中を探したが、全くもって見つからない。新潟でもそうだったが、ここでも、「声はすれど、姿は見せず・・・。」だ。「仕方がない。声だけでも楽しもう。」ということで、コルリの声をじっくりと楽しんだ。また、ブナ林の小路を進むと、下の沢の方に降りていく道とぶつかった。どっちに行こうか・・・と考えていたその時、1羽の鳥が飛んできて、小枝にとまった。「ヒヨドリか?」と、一応双眼鏡でのぞくと、黒い体に白い眉斑。なんと、マミジロ雄だった。初見の鳥さんだ。あわててカメラを持って撮ろう・・・としたが、飛ばれてしまったぁぁぁ。残念。一瞬の出合いだったが、脳裏にはしっかりとマミジロの姿が焼き付いた。コルリ、マミジロでもう十分だったが、小路脇から聞こえる「ツィー」という金属的な地鳴きが気になっていた。本日の期待の鳥、クロジだ。さえずりを期待してだいぶ待っているのだが、なかなか上に飛び上がってくれず、地面を行ったり来たりしている。そんな中、一度だけ上に上がってくれた。ほんの数秒だったが、証拠写真は撮らせてもらえた。今日は、初見のマミジロ雄にも出合えたし、キビタキは飽きるほど撮らせてくれたし、何とかクロジにも出合えたし・・・と、最高の鳥見となった。来週の探鳥会でも出てくれるとよいのだが・・・。

【出会った鳥たち】 マミジロ雄、キビタキ、コルリ、ミソサザイ、カケス、ヒガラ、エナガ、クロジ



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする