きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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タカの渡り・白布峠’21.9/14

2021年09月18日 | タカの渡り観察
 昨年から「タカの渡り」観察を始めた。昨年は、初めてという事で、とりあえず下見に・・・で、山形と秋田の県境にそびえる鳥海山に行った。自宅から3時間以上かかり、結構きつかった。もう少し近いところでタカの渡りを見られるところはないものかといろいろ調べていくうちに、米沢市の白布峠はどうかと思い至った。白布峠は、米沢市と福島県を結ぶ山岳道路「西吾妻スカイバレー」の峠である。自宅からは、途中での買い物時間を含めて2時間ちょっとだ。
という訳で、今年はとりあえずそこに行ってみようという事で、米沢市から福島県に通じる白布峠に行ってきた。
 当日の米沢市の気象状況:晴れ 降水確率0% 北北西の風1~2m 
             朝の最低気温:13度 最高気温:25度
 *白布峠の標高は1,404m 朝の気温は一桁かと思われる。
 *峠なので、風の強さが心配だった。吾妻山の1,500m付近、午前9時の予想風速は5~6m
という事で、一応覚悟だけはして行こうと・・・。

自宅を出たのは、夜明け前の4時半頃。途中、コンビニで朝食、昼食、おやつを買って、峠に到着したのが7時頃だった。心配した風はほとんどなく、半日風速1~2mといった感じだった。
まずは、観察場所の様子から・・・


今回は、7時から12時までの5時間観察した。
観察できたのは、ハチクマ9羽、ノスリ2羽の計11羽だった。
◇ハチクマ
 8:30~9:30の間に7羽飛んだ。そして、11:30~12:00の間に2羽飛んだ。朝の時間帯は、東の方から低く飛んできたハチクマが、峠を飛び出して次第に高度を上げて、旋回せず一直線に西の方に飛び去って行く個体がほとんどだった。お昼近くの2羽は、同じ東の方からだが、もっと高いところから出現し、上空で旋回しながら西の方に流れて行った。

◇ノスリ
 お昼前、南側の山の上空を飛んでいる2羽を発見。2羽は旋回しながら時折ディスプレーを見せる。
 その後、南西の方に飛び去って行った。渡りなのかどうかは分からなかった。


今回は、白布峠でのタカの渡り観察。ハチクマ9羽、ノスリ2羽だったが、これは大当たりなのか、それとも普通なのか、はたまたハズレだったのか。どうなのか確かめるためには、複数回行く必要がある。昨年の鳥海山と比べると、まずアクセス面で白布峠の方がずっと近い。また、鳥海山で見られたタカに比べ、白布峠のタカは距離が近いように思った。これからは、白布峠でのタカの渡り観察がメインとなるように思う。
コメント (2)
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