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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

第52回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会 決勝戦

2015-11-17 22:28:43 | いろんな取組み
第52回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会 決勝戦
囲碁:平野翔太さん連覇
将棋:稲葉聡さん初優勝



第52期赤旗名人に輝いた囲碁の平野翔太さん(左)と将棋の稲葉聡さん=15日、東京都豊島区

第52回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦)の決勝戦が15日、東京・池袋のアークホテルで行われました。将棋で稲葉聡さん(30)=愛知=が初優勝、囲碁で平野翔大さん(18)=招待=が連覇し、第52期赤旗名人となりました。
将棋の稲葉さんは今年10月、アマチュアとして史上初のプロ公式棋戦優勝を成し遂げた話題の人です。決勝戦は後手番で110手の力戦を制してプロ公式戦の将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)出場権を獲得。「新人王戦は一局一局を楽しみたい。たんたんと指す自分らしさを発揮してがんばりたい」と抱負を語りました。
囲碁は10代の選手が8強に5人も残るフレッシュな「10代対決」に。10代の平野さんが決勝戦で黒番9目半で勝ちました。囲碁新人王の許家元三段との記念対局について平野さんは「当初の目標が連覇だったので満足です。新人王に記念対局で勝つまでが大会だと思ってがんばります」と語りました。
囲碁の準優勝は西岡正織さん(17)=和歌山=、3位は小野慎吾さん(32)=山口=、4位は浜崎公輔さん(19)=兵庫=でした。
将棋の準優勝は田中佳久さん(26)=山口=、3位は古屋皓介さん(27)=山梨=、4位は鈴木肇さん(28)=神奈川=でした。
囲碁審判長の小島高穂九段は「平野さんは尻上がりに安定感がでてきた。今大会は、誰が勝ってもおかしくない大会だった」と語り、将棋審判の藤森哲也四段は「決勝戦は序盤がゆったりしていたが、力戦になり、見ごたえがあった」と講評を述べました。



準々決勝をたたかう各代表=15日、東京都豊島区




強豪同士 火花散らす
将棋:先輩・後輩  囲碁:10代対決

東京・池袋で行われた第52回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会2日目の15日、誰が優勝してもおかしくないと
いう強豪同士が火花を散らす大熱戦が繰り広げられました。
将棋でベスト8に進出した禰保(ねほ)拓也さん(33)=沖縄=、稲葉聡さん(30)=愛知=、古屋皓介さん(27)=山梨=、長森優作さん(18)=兵庫=は、立命館大学将棋研究会の先輩・後輩・現役の間柄です。学生将棋大会やアマ団体戦などに一緒に出場してきました。
昨年4位入賞の長森さんは、準々決勝で稲葉さんに敗れましたが、さわやかな表情。
角換わり腰掛銀戦法を採用し、狙い通りの展開に。「勝ちになる筋が何回かあったが逃してしまった」といいます。社会人になった稲葉さんらが大学に教えにきてくれるのが励みになるといいます。
囲碁で準優勝の西岡正織(まさお)さん(17)=和歌山=は、今分太郎さん(15)=京都=、兵庫の浜崎公輔さん(19)に勝って関東の強豪、平野翔大さん(18)=招待=との3連続10代対決に。「狙い通りの細かい碁になったが、相手にうまく逃げられてしまった。
囲碁の面白いところは奥深くてやりがいがあり、友達ができるところです」と語りました。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2015年11月16日付掲載


囲碁・将棋のベスト8、合計16人。近畿勢が、囲碁と将棋に3人づつ合計6人が勝ち上がりました。
大阪2人(将棋)、兵庫2人(囲碁・将棋)、京都1人(囲碁)、和歌山1人(囲碁)です。


その中で、囲碁で和歌山の西岡さんが準優勝。兵庫の浜崎さんが4位の成績を残しました。