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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

『変革の時代と「資本論」―マルクスのすすめ』発行される  『経済』編集部 編

2017-02-06 21:51:20 | 働く権利・賃金・雇用問題について
『変革の時代と「資本論」―マルクスのすすめ』発行される  『経済』編集部 編
『資本論』刊行150年
貧困と格差、矛盾深める資本主義を解明
マルクス経済学入門のベストセレクション


変革の時代と『資本論』
変革の時代と『資本論』 posted by (C)きんちゃん

『資本論』をこれから読もうかなって人。
以前『資本論』を読んで途中で挫折、改めて読もうかなって人。
『資本論』を読んだことはあるけど、さらに深めたい人。
そして、経済学ってそもそも何?っていう、まっさらな人。


どなたにもお勧めですね。

参考までに目次を掲載しておきます。
ちなみに、この本、どこから読んでも構いませんよ。
興味があるところから読んでみてください。


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はしがき(金子ハルオ)

【Ⅰ】『資本論』とマルクス経済学のすすめ
1 科学としての経済学=『資本論』の魅力を語る(金子ハルオ)
(1)科学としての経済学とは何か、何の役に立つのか
(2)史的唯物論と労働価値説
(3)科学としての経済学の最高傑作『資本論』、それが明らかにしたこと
(4)『資本論』の学習上の注意点
(5)現代に生きる『資本論』
(6)二つの経済学(マルクス経済学と近代経済学)とその性格の違い

2 『資本論』を学ぶ五つの心得(金子ハルオ)
(1)自らの頭脳を鍛えつつ学ぶ
(2)『賃労働と資本』、『賃金・価格・利潤』の勧め
(3)叙述の方法に注意して最初の章を読む
(4)全体の構成と各篇・章・節の位置をつかむ
(5)現象形態と本質を区別し、その関連をつかむ

3 『資本論』を学ぼうとする人に
―経済学の二つの類型と『資本論』(平野喜一郎)
(1)経済学を学ぶにあたって
(2)なぜいまマルクスなのか
(3)資本主義の経済法則を解明
(4)注日したい『資本論』のこの個所
(5)『資本論』の方法について―学習上のアドバイス
(6)冒頭の難しさを乗り越えて
(7)集団で学習することのすすめ

4 盟友エンゲルスと共に生み出した『資本論』(今宮謙二)
(1)『資本論』はマルクスとエンゲルスの共同労作
(2)『資本輪』誕生の背景―マルクスとエンゲルスの人間像と友情関係
(3)『資本論』の原点―人間解放と変革への道
(4)『資本論』への道程―働く人々の経済学確立
(5)資本主義経済の解明と変革の展望を示す『資本論』
(6)利潤第一主義の矛盾解明と未来社会の展望
(7)投機資本主義解明の手がかり

5 マルクスによる経済学の変革
―社会変靭客観的条件と主体的条件の探究(山口富男)
(1)『資本論』執筆の歴史とマルクスの経済学の特徴
(2)搾取の秘密と資本主義社会の特質
(3)『資本論』第一部(完成稿)での新たな解明
(4)マルクスの総括的な定式化

【Ⅱ】マルクス経済学の基礎を学ぶ
6 『賃金・価格・利潤』を読む(金子ハルオ)
(1)マルクス経済学の最良の入門書
―『賃労働と資本』と『賃金・価格・利潤』
(2)経済学の研究と労働・革命運動の指導とを車の両輪として駆けぬいたマルクス
(3)第一インタナショナルとマルクス
(4)ウェストンの問題提起と『賃金・価格・利潤』の講演
(5)『賃金・価格・利潤』の刊行と普及
(6)『賃金・価格・利潤』の三つの構成部分
(7)「ウェストンの主張の吟味と批判」を読む
(8)「マルクス経済学の要点の講義」を読む
(9)「賃上げ闘争と労働組合の意義と役割」を読む

7 《解説》マルクスの剰余価値論(関野秀明)
(1)『資本論』の対象と研究の方法について
(2)商品論1 商品の二要因と労働の二重性
(3)商品論2 価値形態または交換価値
(4)商品論3 商品の交換過程
(5)剰余価値論1 貨幣の資本への転化
(6)剰余価値論2 絶対的剰余価値生産
(7)剰余価値輪3 相対的剰余価値
(8)資本蓄積論1 相対的過剰人口または産業予備軍の累進的生産
(9)資本蓄積論2 資本の蓄積とそれに照応する貧困の蓄積
(10)資本蓄積論3 資本主義的蓄積の歴史的傾向

8 『資本論』の源流をたどる
―スミス、リカードからマルクスへ(平野喜一郎)
(1)アダム・スミス
(2)デービッド・リカード
(3)カール・マルクス
〈付〉マルクス、エンゲルスの革命的生涯と主要著作[略年表](編集部)

【Ⅲ】世界を変えるマルクスの目
9 マルクスの目で見て社会を変える(石川康宏)
(1)カール・マルクスという人
(2)日本社会内部の客観的な対立
(3)疑いようのない事実一階級・階級闘争
(4)日本の労働者たちよ、団結せよ
(5)政治権力と経済権力のむすびつき
(6)現代日本の財界による政治の支配と世論操作
(7)資本主義発展の原動力としての根本矛盾
(8)階級闘争の前進と生産力の発展、質の転換


10 世界をつかむ
―新古典派やウェーバーと対比して(上瀧真生)
(1)今日の社会と私たちの日常
(2)自然を認識することと社会を認識すること
(3)今日の社会は人間の長い歴史の一コマに過ぎない
(4)今日の社会の生きにくさの根源を見つける
(5)事実をどのように分析するか
(6)経済的基礎から政治や文化をつかまえる
(7)開かれた体系
(8)仲間とマルクス経済学を学ぶ

11 変革の時代におけるマルクスの思想(鰺坂真)
(1)私たちは今どのような時点に立っているか
(2)マルクスの歴史観
(3)歴史発展の法則性
(4)偶然性の中を必然性が貫いている
(5)歴史を動かす原動力―階級闘争の役割
(6)資本主義社会の成立過程と現状
〈付〉マルクス・エンゲルスらの古典の紹介(編集部)

あとがき(編集部)
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