Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

鹿島戦プレビュー

2009-03-05 19:25:22 | 浦和レッズ
今日はWBCの中国戦で世の中は盛り上がっているでしょうが、サッカーファンにとっては週末に開幕するJリーグも気になるところです。いつもは試合前日のプレビュー記事を、1日繰り上げて今日書きます。

浦和の開幕戦は皆さんご存知の通り、アウェイのカシマスタジアムでの鹿島戦です。鹿島はご存知の通り昨年の優勝チームなので、開幕前の準備試合のゼロックス杯を公開でやらなければいけないというハンデがあります。

私はその試合を見ていないので、あくまで推測ですが、3-0で勝った以上チーム状態は良いでしょう。スタメンの名前を見る限り、中盤に攻撃的な選手が本山、野沢、ダニーロといるので、この中の一人がボランチに入って青木とダブルボランチを組んだ可能性が高いと思っています。(注:本山がボランチだったという情報です。)

ただ、鹿島は中盤ボックス型の4-4-2をほぼ固定しているチームで、弱点は相対的には少ないです。あえて挙げればサイドハーフの後ろのスペースと、トップ下を置かないので闘莉王がオーバーラップするとチェックが遅れるという2点くらいですが、今季は浦和が同じシステムになっています。

そのため、この弱点はお互い様です。鹿島の方がこの戦術を長年熟成させているだけに、システム上の弱点の狙い合いなら、鹿島に一日の長があるでしょう。浦和が鹿島を慌てさせるとすれば、去年の急造4-2-3-1のときはまるでなかった縦の連係が、ダイジェスト映像を見る限りできています。

そのため、去年の感覚で、浦和のサイド攻撃は一枚しか来ないと、鹿島のSBが侮ってくれればチャンスはあります。また、優秀な選手の揃う鹿島DFが相手でも、田中達也は毎年のように通用しています。1トップならサイドハーフ、2トップならFWに入るでしょうが、この田中達也のアシストは浦和の狙いたい形です。

浦和にとって、不安は闘莉王に欠場の可能性があることです。現在別メニュー調整中で、太ももの張り次第では欠場もあり得ます。浦和で一番4バックを消化しているのは闘莉王と思うので、もし欠場となると、昨年の最終戦で破綻した、3バックに慣れた坪井、堀之内のコンビになりやや不安です。

いずれにしても、この試合は初めて90分間、フィンケ監督が表現したいサッカーが見られる機会です。守備のチームを攻撃のチームに変えた元年なので、最初からは機能しないかもしれません。ただ、希望の持てる形をどれだけ作ってくれるかを、今回は期待しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする