Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲春場所初日

2009-03-15 21:37:08 | 他スポーツ
今日は、大相撲春場所(大阪場所)の初日でした。春場所には、「荒れる春場所」というキャッチフレーズがあり、1986年の春場所に当時平幕の益荒雄が横綱、大関を総なめにして10勝を挙げ、「白いウルフ」という異名を取るという印象に残る場所もありました。また、かつての横綱朝潮太郎(先々代高砂親方)は大阪場所に強く、「大阪太郎」という異名を取ったこともあります。

しかし、今の上位陣の相撲を見る限り、朝青龍と白鵬の両横綱の一角を崩せそうな名前は現れてきません。可能性がありそうなのは、180kgを超える雅山を突き一発で土俵下に突き落とした、把瑠都でしょう。把瑠都は最も難しい地位と言われる関脇に、すっかり定着し、今や大関に一番近い存在です。

また、大関陣ではいい相撲を取ったのは、ライバル稀勢の里に完勝した琴欧洲です。琴欧洲は先場所も序盤はいい相撲を取りながら、上位との直接対決で敗れ後退しましたが、地力からしても横綱を崩せる第一候補です。

かど番の琴光喜は、想像していたよりは状態は良さそうで、かど番脱出は十分できそうな感触ですが、気になるのは日馬富士と魁皇の黒星スタートの二人です。日馬富士は先場所は横綱白鵬を倒す殊勲の星を挙げていますが、期待外れの8勝止まりでした。今場所こそ大関にふさわしい相撲をと思っていましたが、琴奨菊に極め出され何もできない痛恨の黒星です。

もともとスロースターターの日馬富士ですが、このままでは初日に苦手意識が出てしまうのではと心配になります。魁皇については、ファンの方には申し訳ありませんが、今場所はどうも相撲を取れる状態ではなさそうな完敗です。魁皇はたまに、出られる状態でないときに強行出場して、無理をして結局途中休場ということがあります。

ちょっと今場所に関しては下半身に力が入っておらず、とても横の変化を残せる状態ではありません。あれでは、ちょっと突き放してさっとはたけば、簡単に土俵に落ちてしまいそうで、この体調では途中休場は避けられないのではと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後ろの枚数(FC東京戦追記)

2009-03-15 10:44:46 | 浦和レッズ
先週の記事で、鹿島戦は後ろの枚数が足りないことが目立ったと自分で書いていました。今回はスタジアムで試合を見た以上、ここは重要なチェックポイントだと思って、浦和が攻めているときの「後ろの枚数」をチェックしてみました。

結論から言えば、鹿島戦のように常に2枚しか残っていないほど無謀ではありませんでしたが、しっかり3枚残せているときもあれば、2枚しかいないときもあります。基本的にセットプレーなどの攻撃側は、相手の人数より一人多ければ、プロレベルなら守れるとされています。

そのため、相手が1枚しか攻撃に残していなければ、2バックでも必ずしも持たないとは限りません。ですから、2バックを常に悪というつもりはありませんが、大抵のチームが2トップであることを考えると、後ろは3枚が鉄則のはずです。

そのあたりは、今までの3-5-2の影響があるのではと思います。3-5-2で常に3枚残している状況に慣れていた浦和は、細かく後ろの人数を調整しなくても、常に数的優位は保てる状況でした。それが、4バックになると、SBもCBも細かく状況に応じたポジショニングが必要となります。

エンゲルス時代の急造4バックが機能しないのも当然といえば当然なのです。ただ、坪井も闘莉王も代表で4バックの経験がありますから、4バックで相手の状況に応じて守り方を変えることは不可能ではないはずです。そうなると、問題になるのはそれまでは3バックのアウトサイドで最終ラインに入る義務がなかった、SB二人ということになります。

ただ、だからといって、4バックの4人を全て守備に専念させる格下サッカーをしろとは言っていません。確かにそうすれば、相手が次第に打つ手がなくなってくるというメリットもありますが、こちらの攻撃の枚数が足りなくなってしまいます。フィンケサッカーは攻めるのをモットーにしている以上、守備の選手は常に頭を使い、危機管理をしっかりやらないといけません。

まだ、今のところはできている時間とできていない時間がある浦和ですが、これをしっかりやれれば代表にも入れるくらいの意識で、正しい状況判断を身につけて欲しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする