Kobby loves 埼玉&レッズ

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大宮マニアック分析

2009-03-10 18:52:04 | 他チーム
埼玉新聞を読んでいて、大宮アルディージャのスタメンは知らない名前が多いなと思っていました。確かに主力選手も含めた9人に戦力外通告をして、移籍や新人の加入で新しいチームを作ろうとしているのですから当然ですが、そんな選手がどんな選手かは興味がありました。

まず、あまり変わっていなかったのは唯一最終ラインでしたが、外国人のCBがレアンドロからマトに変わっているのは大きな変化です。マトに関しては埼玉新聞にも情報が少なく、パワー系かカバーリング系かすら知りませんでした。

結論から言えば、マトは完全にパワー系です。清水戦ではヨンセンにしっかりついて、パワーのあるところを見せていましたが、レアンドロのようにオーバーラップすることはなさそうです。コンビを組む冨田も、もともとはパワー系のCBですから、本当にこの二人が合うのかと思っていました。

しかし、実戦では冨田の方が役割を変えて、DFリーダーとカバーリングをやっていました。かつては左SBだった冨田ですが、ついに長年の大宮の象徴だった奥野誠一郎さんと同じ役割です。代役ができそうなのは片岡くらいという層の薄いポジションですから、冨田への期待は大きくなるでしょう。

ボランチは金澤はJ2時代に経験があるので、それほど気にはしていませんでしたが、新人の新井涼平を思い切って使ったのは、小林慶行の負傷があったにせよ大胆でした。ただ、この新井のパスは清水に読まれていました。さすがに相手が伊東だとちょっと荷が重かったかなというのが正直な感想です。

なかなか中盤でつなげず、ロングボールも見られた大宮でしたが、藤本にボールが収まったときはチャンスでした。藤本のサイドチェンジのキックに、波戸がうまくオーバーラップするのは、大宮の一つの形のようです。

また、ラフリッチを押し退けてスタメンで出ている藤田は、運動量は相当のレベルです。去年、デニス・マルケスが負傷した後の大宮が、ラフリッチの頭狙いの単調なサッカーをしてしまい6連敗を喫しましたが、藤田は格好は悪くてもがむしゃらに相手ボールを追えるので、サッカーが停滞するようなことはなさそうです。
コメント
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