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FC東京戦プレビュー

2009-03-13 18:53:15 | 浦和レッズ
明日は、浦和のホーム開幕戦のFC東京戦です。浦和は初戦で敗れてどうしても勝利が欲しいところですが、それは初戦に敗れているFC東京も同じでしょう。FC東京はムービングフットボールということで、人もボールも動くサッカーをしたいようですが、引いてこないのは逆に浦和の攻撃サッカーには好都合かもしれません。

新聞情報では、梶山が初戦の右MFからボランチに移るようです。梶山は前を向いたときの攻撃センスには光るものがありますが、守備は苦手です。ダブルボランチを組む今野は、好きな攻撃参加を我慢して、地味にポンテを消す役割かもしれません。

しかし、それでも今野の攻撃センスを侮ることはできません。理由はセットプレーでターゲットになれるからです。ヘディングも強いですし、フリーにしたらミドルシュートでゴールも狙えます。

ただ、開幕戦のFC東京にはいくつか不安があったのも確かです。最大のものは正GK塩田の離脱でしょう。代役の権田が入った守備陣がセットプレーで2失点を喫しているのを見れば、少なくともいつものFC東京ではないと思えます。

また、攻撃の中心カボレも、父親の看病でブラジルに帰国していたため、練習を一時離脱していました。出てくる可能性はありますがベストコンディションではないでしょう。ただ、代役の近藤が、昔の細身のイメージが吹っ飛ぶほど筋肉質になっていました。

近藤は点も取っていますから、浦和にとっては強敵かもしれません。対する浦和の方は、鹿島戦でカウンターに弱いことが皆にばれました。確かに攻めに出たときは何人もかけてボールを回す、サイドまでなら十分持ち出せるサッカーをしていました。

しかし、まだ後ろの危機管理は不十分で、ボランチがボールを失ったり、両SBが同時に上がって2バックの時間があったり、4バックの守り方に慣れていない場面も何度か見られました。この一週間、おそらく守備の確認に時間を割いたであろう浦和の練習の成果は、この試合で試されます。

また、前線の4人は流動的に使うとフィンケ監督は言っています。個人的には原口元気君を見て、どこが長所か見てみたいですが、このポジションには山田暢久も梅崎も入る可能性があります。ポンテといえどもポジションが約束されていないこの争いは、しばらく続くでしょう。
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