今日は雨模様だったので、トレーニングはお休みにして、家でびわ湖毎日マラソンを見ていました。注目は公務員ランナーで有名な川内優輝選手で、国内招待選手でベストのタイムを持ち、本人も2時間7分台が目標と強気でした。ただ、NHKの情報によれば、川内は2週間前の熊本城マラソンで太ももを痛めていて、コンディションはベストではないと聞いていました。
こういう国際マラソンは、外国人のペースメーカーが複数いて、きっちりkm3分で刻んでいいタイムを出しやすくしています。川内もそれは理解していて、30kmまでペースメーカーに付いていった上でタイムを狙う皮算用でした。しかし、解説の尾方氏によれば、川内が苦しそうな表情をするのはいつものことでも、それが20km手前というのは早すぎると危惧するコメントでした。
それは当たってしまいます。川内は25km手前で先頭集団から遅れ始め、7分台は狙えない展開を余儀なくされます。そこで大幅に遅れたり、棄権したりする有力選手は多いですが、川内はここからプロ意識を発揮することになります。km3分のイーブンペースは、そのまま走り切れば6分台が出るペースで、理想的とは言われていますが、有力選手でもきついペースなのは間違いありません。
そのため、トップのキプルト、ウォルク、佐々木を除く選手は、ペースメーカーが外れた後に遅れてきました。その展開が川内には幸いしました。粘ってkm3分10秒前後をキープしていた川内は、一時17位に遅れながら、少しずつ遅れた選手を抜いて行って、最終的には日本人2位の総合4位という位置でフィニッシュします。タイムも10分台と、決して失敗レースではありません。
川内はアマチュアでも、意識はプロ以上とよく言われますが、こういう諦めない姿勢が尊敬される理由なのだなと、この日のマラソンぶりですごさを理解できたと思います。川内は再来週、さいたまシティマラソンで地元埼玉県でハーフの距離を走ります。私も3kmですがさいたまシティマラソンに出場予定ですので、表彰式あたりで彼を見られることを楽しみにしています。
こういう国際マラソンは、外国人のペースメーカーが複数いて、きっちりkm3分で刻んでいいタイムを出しやすくしています。川内もそれは理解していて、30kmまでペースメーカーに付いていった上でタイムを狙う皮算用でした。しかし、解説の尾方氏によれば、川内が苦しそうな表情をするのはいつものことでも、それが20km手前というのは早すぎると危惧するコメントでした。
それは当たってしまいます。川内は25km手前で先頭集団から遅れ始め、7分台は狙えない展開を余儀なくされます。そこで大幅に遅れたり、棄権したりする有力選手は多いですが、川内はここからプロ意識を発揮することになります。km3分のイーブンペースは、そのまま走り切れば6分台が出るペースで、理想的とは言われていますが、有力選手でもきついペースなのは間違いありません。
そのため、トップのキプルト、ウォルク、佐々木を除く選手は、ペースメーカーが外れた後に遅れてきました。その展開が川内には幸いしました。粘ってkm3分10秒前後をキープしていた川内は、一時17位に遅れながら、少しずつ遅れた選手を抜いて行って、最終的には日本人2位の総合4位という位置でフィニッシュします。タイムも10分台と、決して失敗レースではありません。
川内はアマチュアでも、意識はプロ以上とよく言われますが、こういう諦めない姿勢が尊敬される理由なのだなと、この日のマラソンぶりですごさを理解できたと思います。川内は再来週、さいたまシティマラソンで地元埼玉県でハーフの距離を走ります。私も3kmですがさいたまシティマラソンに出場予定ですので、表彰式あたりで彼を見られることを楽しみにしています。