Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

二つの奇跡(大相撲春場所14日目)

2014-03-22 22:15:11 | 他スポーツ
今日は西武のオープン戦と大相撲春場所を見ていました。その中では、今日書いておかないと賞味期限切れになる、大相撲春場所のネタを書いておきます。今場所は大関鶴竜の横綱挑戦の場所と言われていましたが、条件は優勝が絶対条件と厳しく、正直私も前半で挑戦はついえると予想していました。

しかし、昨日の取組で、全勝をキープして盤石の体勢だった横綱白鵬が、肩を痛めて6勝6敗と低迷していた大関琴奨菊の寄りに、まさかの完敗を喫するという、最初の奇跡が起きました。この結果、今日の結び前の白鵬と鶴竜の直接対決を勝利した方が優勝に大きく近づくという、鶴竜にとってはビッグチャンスがやってくることになりました。

しかも、昨日の取組で白鵬が土俵下に落ちたときの手の付き方が悪く、手の指を痛めて右手にテーピングが巻かれるという、白鵬にとってはピンチで土俵に上がります。それでも、白鵬対鶴竜の対戦成績は白鵬30勝、鶴竜3勝と大差があります。白鵬は鶴竜のような、正攻法で四つに組んでくる相手は徹底的にカモにしていて、右手の力さえ入れば負けることはないだろうと思っていました。


支度部屋で、鶴竜が突き押しの練習をしていたという情報が入りました。確かに、鶴竜を育てた元関脇逆鉾の井筒親方は、「逆鉾のもろ差しと寺尾の突き押しを兼ね備えた力士に育てたい」と以前話していたことがあります。その、「寺尾の突き押し」が大一番で発揮されます。

立ち合い、鶴竜は先手を取り、白鵬相手にもろ手突きで入ります。これで白鵬は前傾姿勢を取れなくなります。もちろん、鶴竜の突きは白鵬を一気に押し切れるほどではありませんが、先手を取ったのが効いて、白鵬は右下手一本の苦しい体勢になります。ここで鶴竜はまわしを引いて一気に寄り立て、なんと白鵬を寄り切ってみせました。

これで単独トップになった鶴竜は、千秋楽の琴奨菊戦を勝てば優勝と横綱昇進が手に入ります。もっとも、手負いで楽勝かと思われた琴奨菊は、昨日の白鵬に続き、今日は日馬富士を寄り切って、調子を上げてきています。勝ち越しは決めた琴奨菊ですが、この勢いを鶴竜にぶつければ、また奇跡を起こす可能性はあります。

優勝の可能性は1敗の鶴竜と2敗の白鵬に絞られましたが、まだ明日の土俵を見ないとなんとも言えない展開で、またテレビの前で楽しみに相撲を見たいと思います。だから大相撲は面白いのですが。
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組織サッカー対決(スウェーデン対ポルトガル)

2014-03-22 22:01:40 | ワールドサッカー
今日はW杯欧州予選プレーオフ、スウェーデン対ポルトガルを見ていました。欧州予選はグループリーグ1位は通過、2位はプレーオフのルールで、プレーオフの4カードの中で一番見たかった試合でしたが、NHK-BSはフランス対ウクライナを中継したので、もう見られないだろうと諦めていた試合でした。

そんな試合がスカパーの視聴者特典の1ヶ月無料放送で、偶然にも見られることになったので、休日に早起きして映像をチェックしました。スウェーデンは南アフリカW杯で予選落ちしたので、最後に見たのがドイツW杯です。知っている選手はGKイサクソン(1番)、ボランチのシェルストレーム(9番)、FWイブラヒモビッチ(10番)だけです。

それに対し、ポルトガルは3大会連続でW杯に出場しているのでお馴染みのチームで、Rマドリードのエースストライカー、Cロナウド(7番)が中心のチームです。もっとも、Cロナウドは3トップの左で、ターゲットにする真ん中のFWにはアルメイダ(9番)がいます。

私がこのカードに興味があった理由は、両チームともにパスを回す組織サッカーで、前線にロナウドとイブラヒモビッチというワールドクラスのストライカーを持っているところが似ているからです。この試合はホームアンドアウェイの2戦目のスウェーデンのホーム戦で、第1戦はポルトガルがCロナウドのゴールで1-0と先勝していました。

どうしても2点差が必要なスウェーデンが、立ち上がりは積極サッカーを見せました。決してイブラヒモビッチのワンマンチームではなく、速いパス回しとシェルストレームからのレンジの長い浮き球で、うまくボールを回していました。むしろシェルストレームのチームといえるくらいの前半の展開でした。

これに対し、3トップを引くポルトガルは引き気味に入り、サイドに出してCロナウドやナニ(17番)のスピードを生かす展開で、引き分けでもいいことを意識して入った前半でした。前半は0-0で折り返します。ここでスウェーデンが仕掛けを見せ、ボランチのエルム(6番)を下げて2002年に埼スタに来ていたベテラン、Aスベンソン(8番)を投入してきます。当時、スベンソンは攻撃の切り札だったので、おそらく攻撃的な狙いと推定できます。

結果的には、これがあだになりました。後半にCロナウドが3点、イブラヒモビッチが2点を決めてこのストライカーの点数がそのまま最終スコア(3-2ポルトガル勝利)につながるのですが、Cロナウドの3点はすべてカウンターからスウェーデンのDFライン裏に抜け出した形でした。Cロナウドのスピードも要因ですが、バイタルエリアでラストパスを出されたスウェーデンの守備の隙も理由だったように思えます。

もっとも、シュート技術の確かさはCロナウドもイブラヒモビッチもさすがで、Cロナウドは先制点で抜け出せばチップキックでGKの上を正確に抜いていますし、2点目では転がしても枠ぎりぎりに当たり前のように決めてみせます。イブラヒモビッチもCKを頭で合わせた同点弾も、FKをねじ込んだ2点目も、さすがのテクニックを持っています。

これだけの試合ができるチームのどちらかがW杯で見られないというのは残念ですが、それでもワールドクラスがW杯を賭けて対戦する貴重な映像を見られたことには感謝しています。
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冬の終わる日

2014-03-22 15:54:49 | 埼玉
今日は2kmほど離れた体育館にトレーニングをしに行きました。さいたまシティマラソン対策で、最近は走るトレーニングが中心だったので、久しぶりの筋トレです。重量こそ以前と同じですが、肉体改造の成果が出ており、同じトレーニングをしても疲れにくくなっています。仕事をしていると、頻繁に体育館には通えませんが、体力チェックの意味で続けていきたい習慣です。

さて、その2kmの道のりは、冬が終わり本格的な春の到来を感じる写真がたくさん撮れました。快晴で写真撮影日和だったので、トップのコブシ以外にもいろいろ撮れました。



あまりいい写真ではありませんが、開花の早い大島桜です。花が小さく、かつ白い花なので、曇り空だと写真ではほとんど見えないのですが、晴れならわかるだろうと写真にしました。



梅が何本かまとめて植えてありました。土手沿いの道で、桜並木にはまだ早いと期待していませんでしたが、いろいろな春の息吹が見つかってシャッターを切りました。



富士山はまだ雪をかぶっています。今年は雪の多い年だったので、富士の裾野まで雪があります。



体育館脇の河津桜です。河津桜は開花が早く、既に葉桜になりかけています。



春の到来を告げる、オオイヌノフグリです。以前はオオイヌノフグリの青色はカメラでは撮りにくく、白い花になってしまいましたが、今日ガラケーカメラで撮ったら少しは青色が出ていました。こんな小さな花でも、写真に撮れる時代なのですね。
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