今日は西武のオープン戦と大相撲春場所を見ていました。その中では、今日書いておかないと賞味期限切れになる、大相撲春場所のネタを書いておきます。今場所は大関鶴竜の横綱挑戦の場所と言われていましたが、条件は優勝が絶対条件と厳しく、正直私も前半で挑戦はついえると予想していました。
しかし、昨日の取組で、全勝をキープして盤石の体勢だった横綱白鵬が、肩を痛めて6勝6敗と低迷していた大関琴奨菊の寄りに、まさかの完敗を喫するという、最初の奇跡が起きました。この結果、今日の結び前の白鵬と鶴竜の直接対決を勝利した方が優勝に大きく近づくという、鶴竜にとってはビッグチャンスがやってくることになりました。
しかも、昨日の取組で白鵬が土俵下に落ちたときの手の付き方が悪く、手の指を痛めて右手にテーピングが巻かれるという、白鵬にとってはピンチで土俵に上がります。それでも、白鵬対鶴竜の対戦成績は白鵬30勝、鶴竜3勝と大差があります。白鵬は鶴竜のような、正攻法で四つに組んでくる相手は徹底的にカモにしていて、右手の力さえ入れば負けることはないだろうと思っていました。
支度部屋で、鶴竜が突き押しの練習をしていたという情報が入りました。確かに、鶴竜を育てた元関脇逆鉾の井筒親方は、「逆鉾のもろ差しと寺尾の突き押しを兼ね備えた力士に育てたい」と以前話していたことがあります。その、「寺尾の突き押し」が大一番で発揮されます。
立ち合い、鶴竜は先手を取り、白鵬相手にもろ手突きで入ります。これで白鵬は前傾姿勢を取れなくなります。もちろん、鶴竜の突きは白鵬を一気に押し切れるほどではありませんが、先手を取ったのが効いて、白鵬は右下手一本の苦しい体勢になります。ここで鶴竜はまわしを引いて一気に寄り立て、なんと白鵬を寄り切ってみせました。
これで単独トップになった鶴竜は、千秋楽の琴奨菊戦を勝てば優勝と横綱昇進が手に入ります。もっとも、手負いで楽勝かと思われた琴奨菊は、昨日の白鵬に続き、今日は日馬富士を寄り切って、調子を上げてきています。勝ち越しは決めた琴奨菊ですが、この勢いを鶴竜にぶつければ、また奇跡を起こす可能性はあります。
優勝の可能性は1敗の鶴竜と2敗の白鵬に絞られましたが、まだ明日の土俵を見ないとなんとも言えない展開で、またテレビの前で楽しみに相撲を見たいと思います。だから大相撲は面白いのですが。
しかし、昨日の取組で、全勝をキープして盤石の体勢だった横綱白鵬が、肩を痛めて6勝6敗と低迷していた大関琴奨菊の寄りに、まさかの完敗を喫するという、最初の奇跡が起きました。この結果、今日の結び前の白鵬と鶴竜の直接対決を勝利した方が優勝に大きく近づくという、鶴竜にとってはビッグチャンスがやってくることになりました。
しかも、昨日の取組で白鵬が土俵下に落ちたときの手の付き方が悪く、手の指を痛めて右手にテーピングが巻かれるという、白鵬にとってはピンチで土俵に上がります。それでも、白鵬対鶴竜の対戦成績は白鵬30勝、鶴竜3勝と大差があります。白鵬は鶴竜のような、正攻法で四つに組んでくる相手は徹底的にカモにしていて、右手の力さえ入れば負けることはないだろうと思っていました。
支度部屋で、鶴竜が突き押しの練習をしていたという情報が入りました。確かに、鶴竜を育てた元関脇逆鉾の井筒親方は、「逆鉾のもろ差しと寺尾の突き押しを兼ね備えた力士に育てたい」と以前話していたことがあります。その、「寺尾の突き押し」が大一番で発揮されます。
立ち合い、鶴竜は先手を取り、白鵬相手にもろ手突きで入ります。これで白鵬は前傾姿勢を取れなくなります。もちろん、鶴竜の突きは白鵬を一気に押し切れるほどではありませんが、先手を取ったのが効いて、白鵬は右下手一本の苦しい体勢になります。ここで鶴竜はまわしを引いて一気に寄り立て、なんと白鵬を寄り切ってみせました。
これで単独トップになった鶴竜は、千秋楽の琴奨菊戦を勝てば優勝と横綱昇進が手に入ります。もっとも、手負いで楽勝かと思われた琴奨菊は、昨日の白鵬に続き、今日は日馬富士を寄り切って、調子を上げてきています。勝ち越しは決めた琴奨菊ですが、この勢いを鶴竜にぶつければ、また奇跡を起こす可能性はあります。
優勝の可能性は1敗の鶴竜と2敗の白鵬に絞られましたが、まだ明日の土俵を見ないとなんとも言えない展開で、またテレビの前で楽しみに相撲を見たいと思います。だから大相撲は面白いのですが。