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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

スピードのチーム(ミラン対ユベントス)

2014-03-09 21:34:46 | ワールドサッカー
今日はたまったワールドサッカーのビデオから、イタリアダービーと呼ばれるミラン対ユベントスを見ていました。ユベントスは堅守速攻のチームで、ボランチのピルロ(21番)を軸に長いボールからどんどん選手を走らせるチームです。この試合は私のお気に入り、チリ代表MFビダル(23番)が出場停止で欠場しましたが、ボランチのポグバ(6番)、右アウトサイドのリヒトシュタイナー(26番)、FWのテベス(10番)と走れる選手がスタメンに多くいるのがユベントスの強さです。

この試合でも、ミランCBラミ(13番)のクリアミスに詰めたプレーから、リヒトシュタイナーがドリブルでゴールライン付近まで持ち込んで、マイナスのクロスをジョレンテ(14番)が合わせてユベントスが先制しています。誰かが走れば信じて連動する、そういう抜け目のなさがユベントスの強さの一因です。2点目のテベスのロングシュートも、あれだけの勢いがあればコースは関係なしと解説の野々村さんが断言するほどでした。

ボール支配率こそミランが上回っていた試合ですが、ユベントスにしっかりラインを作られて守られ、ミランのパスはなかなか機能しない、点差以上の実力差を感じた試合でした。ピルロはあまり目立たず、ビダルもいなかった試合ですが、ユベントスの良さは存分に発揮できた試合だったと思います。

注目の本田圭佑は、後半25分からの途中出場でした。ボランチのモントリーボ(18番)との交代で、そのままボランチに入りました。本田の守備力を考えるとボランチは厳しいと思っていましたが、ボールをさばく基本技術はしっかりしている選手なので、ボールを円滑に回すという意味では機能していました。

本田は瞬間的なスピードはあまりないので、相手にビダルがいたら力任せに抜かれていたのではと思いますが、守備でもマルキージオ(8番)とのマッチアップには勝つなど、穴ではなかった印象です。ただ、本田は長いボールで展開を変えるのは得意としていないので、一番得意なポジションはトップ下という意見は変わっていません。日本代表のNZ戦で岡崎のゴールをアシストしたヒールキックのように、短いパスで展開を変える方が得意なので、ミランでもそんなプレーを是非見たいと思います。
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花輪線の湯瀬

2014-03-09 11:09:27 | 雑記
今の時期、普通列車なら全国乗り放題という、青春18きっぷでいろんなところを旅した記憶がよみがえることがあります。今回の思い出は、高校時代に秋田から18きっぷでさいたまに帰った旅です。当時の旅は、5人の仲間を複数の路線に分けて、東北地方の各路線のスタンプを押して集めた旅でしたが、その旅で友人T君と降り立った花輪線の駅、湯瀬の思い出を書きます。

湯瀬は秋田県の山間の温泉地ですが、当時は今のように立ち寄り湯や足湯の習慣はなく、2時間の電車の待ち時間では温泉地の雰囲気は味わえませんでした。それならばと、雪国の雰囲気を味わおうと、線路に沿って散歩してみました。電車が2時間来ないことは時刻表で調べていたので、列車のポイント切替機のところでポイントをバックに記念写真を撮った思い出があります。

T君は鉄道の鉄橋に興味があり、鉄橋を渡ろうと提案してきましたが、高所恐怖症の私はさすがに拒否し、ポイントから通りに出て駅に戻ろうとしていました。しかし、雪国なので道が見つからず、私は雪原を歩こうとジャンプで雪の側溝を飛び越えようとしました。これが、雪国の新潟に親戚がいるT君にとってはありえない行動で、事実私は雪の中にずぼっと入り込んでしまい、メガネを落としたりして拾うのが大変でした。

大学になって、友達の出身地が全国の単位になってくると、雪国出身の友達も多くなってくるので、新雪の恐ろしさはわかってくるのですが、当時は高校生でしたから、スキー場の癖で雪は硬いものと思っていました。今だから笑って話せる失敗ですが、当時はちょっと恥ずかしくて自分から口にするのはためらわれました。

寒い季節に寒い地を旅すると、カップラーメンのお湯とか、何気ないものにも温かさを感じます。私も湯瀬の駅に戻り、T君を真似てカップラーメンを食べて、ちょっとほっとした記憶があります。最後に、湯瀬の駅をバックに記念写真を撮ってもらい、この2時間の待ち時間が、私の中で輝いている思い出になりました。たぶんT君も同じだと思います。
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鳥栖戦マニアック分析

2014-03-09 11:01:32 | 浦和レッズ
この日は、結果的には相手のブロックを崩せず敗れた試合でしたが、G大阪戦で表に出た課題の修正ができた点もあったと思います。まずは柏木をボランチで起用したときに相手FWに挟まれた課題でしたが、柏木がうまく相手FWから逃げる動きをしたことでフリーになれて、同じ手を食わなかったことは認めたいと思います。

以前のレッズマガジンで、永田の売り物が攻撃につながるフィードという記事を読んだことがあります。この日は永田のパスには注目していましたが、ロングパスで一気に宇賀神を走らせようとしたパスはミスになる場面もありました。しかし、どうもそれは永田の得意なプレーではないようで、永田は動いている味方がよく見えていて、そのスペースを生かして動く味方に連動したパスを送るほうが得意です。

柏木が相手プレスをくぐれたのは、永田が柏木の動きを見て、きっちり計算してパスを出してくれたからだと、今さらながら気付いた永田の良さでした。また、浦和が良くないときは攻撃時の4-1-5で、前の5人が前に張りすぎて動きが出ず、パスがミスになってカウンターを食らうのが負けパターンです。

しかし、この日は梅崎も原口も、手詰まりになったら引いてボールを受ける動きはできていて、守備のときは自陣まで戻ることもいとわず、守るときは5バックにしてもいいという、前節のG大阪戦で結果を出したコンセプトは出していました。たぶん、鳥栖は浦和の攻撃がクロス主体と見抜いて狭いエリアに人数をかけて、とにかくフリーでヘディングをさせない守備に絞ったことが勝因と見ています。

こういうときに、ミシャの哲学である「前線に長身FWを置かない」考えのデメリットが出てしまうので、前からいくら打っても崩せないならスピードでサイドをえぐってマイナスのクロスを送れば、もう少し早く道は開けたと思います。原口左アウトサイド、槙野FWのような急造パワープレーもできるのですから、もう少し早く仕掛けていればの悔いはどうしても出てきます。

それでも、鳥栖のこの手は失点の時間が悪かったので、発動されてしまいましたが、毎回この手で相手が来ることはないと思います。変に委縮して、チームコンセプトがぶれて欲しくないとも思います。この戦い方自体は間違っていないと思うので、広島相手に勝利しての自信回復を期待したいです。
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