Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

清水戦プレビュー

2014-03-20 19:46:14 | 浦和レッズ
今度の日曜日は、浦和の無観客試合、ホーム埼玉スタジアムの清水戦です。本来ならスタンドで見ていたはずだ(私はシーチケホルダー)と思うと、テレビの前で悔しさが募るでしょうが、決まったことなので仕方なく、今日は試合のプレビュー記事を書きます。

清水の試合は、2月半ばに日本平で行われた川崎とのPSMを見ました。大宮から移籍したスロベニア代表の長身FW、ノバコビッチが中心選手です。この試合では大雪の影響で川崎がベストメンバーでなかったので、清水の攻撃が面白いように機能していました。

その攻撃パターンは、大前、高木俊幸を4-4-2のサイドハーフに置いて、そこからの速いクロスをノバコビッチ、長沢の頭に合わせる攻撃でした。このシンプルな攻撃は有効で、特に浦和の最終ラインが高さの競り合いに課題があるので、長沢スタメンで最初からごりごり来るかもしれません。

ただ、得点力の高い大前と高木俊幸がサイドハーフというのはちょっともったいないなというのが正直な印象です。昨年はサイドのFWだった彼らも、MFということになれば浦和の両アウトサイドへのマークを気にする必要があります。それで持ち味が消えれば浦和サポの私にはいい展開ということになります。

また、清水はテクニカルな選手が数多く在籍しているチームです。当時の試合では、左SBにパサーの河井陽介が入っていましたし、名古屋戦ではボランチにU-17アジア最優秀選手の経験がある石毛秀樹が入っていました。いわゆる10番タイプを多く輩出するチームですが、ノバコビッチ、長沢の2トップならスルーパス連発はなさそうなので、逆にほっとするかもしれません。

浦和は、ナビスコ柏戦の敗戦を受けてどういう改革に着手するか、現時点では試合の翌日がオフという理由もあり情報は持っていません。たぶん、裏を徹底的に狙われた関口の起用はなさそうかなくらいですが、思い切って守るときは5バックにしてもいいと徹底したときの方が結果を出しているので、そうして欲しい希望は持っています。
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狙われた関口(3/19柏対浦和)

2014-03-20 08:19:40 | 浦和レッズ
このカードは昨年のナビスコ杯決勝の再戦ですが、当時は前半終了間際に1点を入れた柏が5バックで自陣に引いて逃げ切りました。今回も柏は5バックにもできる3バックで、浦和相手なら3バックの方が守りやすいという、敵将ネルシーニョの仕掛けでした。

そんな狙いを許さないためには、リードすることが大事でしたが、浦和は李忠成のスルーパスを受けた宇賀神のシュートがポストに当たってこぼれたところを梅崎が押し込んで先制します。前の3人はゼロトップ3シャドー気味な動きでしたが、梅崎や原口が空いたスペースにどんどん走る、ミシャサッカーらしい連動性は見られました。

しかし、終わってみればこの試合は1-2で敗れています。ミシャサッカーに守備の要素も取り入れようとしている今季は、もちろん敗因は検証されなければいけません。その最大の要因は右アウトサイド関口の裏のスペースを相手左サイドの橋本に徹底的に狙われたことです。

確かに関口は本来攻撃的MFなので、自陣に何度も帰らされる展開は得意ではないでしょう。しかし、この試合はあまりにも同じパターンを食い過ぎました。関口自身が気づいて、守備を意識するようにしなければいけません。

結果的に、前半終了間際に食らった相手(田中順也)の同点PKは、関口の裏のスペースからクロスを上げられて、フリーになったレアンドロのシュートを止めようとした柏木が無理して後ろからファウルをしたプレーが理由でした。ミシャもこれは問題と思って、後半頭から関口を下げて浜田を入れて守りを固めましたが、結果的には後手に回ってしまいました。

また、決勝ゴールの渡部のヘディングも、セットプレーの弱さが出てしまっています。うまく西川の手前に飛び込んだ渡部の動きは良かったですが、セットプレーはニアサイドでコースを変えられるとGKはどうしようもありません。

このスペースはDFが止めておかなければいけなかったはずで、浦和のセットプレーの弱さは解決していなかったのかと思うと、ちょっとがっかりです。サブメンバーでなく、ベストに近いメンバーを出して勝ちに行った試合だけに残念な結果になってしまいました。それでも、ナビスコ杯予選リーグはまだ5試合あり、そこで勝ち点11ほどを取ればいい戦いです。まだまだ先は長いです。
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