今日のトリニダードトバゴ戦は残業でちょっとしか見られなかったので、昨日の広島戦でサヨナラ勝ちした西武ライオンズから、決勝タイムリーの中村剛也選手を取り上げます。中村剛也はパリーグで一時代を作ったスラッガーで、本塁打王通算6回という実績ある打者ですが、山川穂高の台頭で今は6番を打っています。
ちょうど、今は交流戦の時期ですが、中村剛也がブレイクしたのは交流戦でした。交流戦で、それまでのレギュラーのフェルナンデスを押しのけて三塁手で起用され、交流戦の時期だけで12本塁打を放つ活躍で西武を上昇気流に乗せました。愛称の「おかわり君」は二軍時代の寮でご飯を大量におかわりしたことからつきました。
中村剛也は長距離打者ですが、本人が言うには自分の売りは「あまり力を使わないで本塁打を打てること」ということです。事実、山川穂高のスイングスピードやメヒアの腕力など、わかりやすい売り物は傍目からは見えませんが、中村剛也は全身をバランス良く使えるので技術で持って行ける本塁打が多い打者です。
また、ブレイクした頃には「巨漢の割に動ける」というのも売り物でした。体重100kg以上のオリンピックがあれば優勝できるのではと言われるほどで、守備や走塁もそれなりにこなせます。失策は多いですがほとんどが悪送球で、あのメタボ体型の割には三塁手に置いて「穴」と言われていません。
中村剛也は昨季、海外FA権を行使して西武に残留しています。再度FAを得るのは39歳ということもあり、事実上の「生涯ライオンズ」宣言です。これだけの実績のある打者なので、西武にいれば悪い扱いはしないはずで、今季も2割2分と低打率ながらほとんどの試合でスタメンで起用されています。400本塁打など記録に挑む今年ですが、さすがに35歳と全盛期は過ぎた印象は受けます。
それでも、2000年代前半の伊東監督時代を引っ張った彼にはノスタルジーも感じますし、気力の続く限り西武で頑張って欲しい選手です。また、彼の滞空時間の長い本塁打を西武ドームで見届けたいです。
ちょうど、今は交流戦の時期ですが、中村剛也がブレイクしたのは交流戦でした。交流戦で、それまでのレギュラーのフェルナンデスを押しのけて三塁手で起用され、交流戦の時期だけで12本塁打を放つ活躍で西武を上昇気流に乗せました。愛称の「おかわり君」は二軍時代の寮でご飯を大量におかわりしたことからつきました。
中村剛也は長距離打者ですが、本人が言うには自分の売りは「あまり力を使わないで本塁打を打てること」ということです。事実、山川穂高のスイングスピードやメヒアの腕力など、わかりやすい売り物は傍目からは見えませんが、中村剛也は全身をバランス良く使えるので技術で持って行ける本塁打が多い打者です。
また、ブレイクした頃には「巨漢の割に動ける」というのも売り物でした。体重100kg以上のオリンピックがあれば優勝できるのではと言われるほどで、守備や走塁もそれなりにこなせます。失策は多いですがほとんどが悪送球で、あのメタボ体型の割には三塁手に置いて「穴」と言われていません。
中村剛也は昨季、海外FA権を行使して西武に残留しています。再度FAを得るのは39歳ということもあり、事実上の「生涯ライオンズ」宣言です。これだけの実績のある打者なので、西武にいれば悪い扱いはしないはずで、今季も2割2分と低打率ながらほとんどの試合でスタメンで起用されています。400本塁打など記録に挑む今年ですが、さすがに35歳と全盛期は過ぎた印象は受けます。
それでも、2000年代前半の伊東監督時代を引っ張った彼にはノスタルジーも感じますし、気力の続く限り西武で頑張って欲しい選手です。また、彼の滞空時間の長い本塁打を西武ドームで見届けたいです。