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Kobby loves 埼玉&レッズ

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エクアドル戦プレビュー

2019-06-23 21:26:36 | ワールドサッカー
日本代表は日本時間で火曜日の午前中、南米選手権のグループリーグ最終戦でエクアドル代表と対戦します。エクアドルはアンデス山脈にある高地の国で、エクアドルとは赤道を意味しますが高地なので決して灼熱の国ではないです。長い間、南米では弱小国でしたが、次第に強化が実を結んでW杯にも何度か出られる国になってきました。

もっとも、エクアドルが予選を通過できるのは、南米予選が総当たりの10チームのホームアンドアウエーの戦いで4位以内が通過というルールが大きいです。エクアドルは高地であるホームのキトでの強さに自信を持っているチームで、アウェイではほとんど勝てなくても、ホームで全勝に近い成績なら4位以内に入ることもあるからです。

それを考えると、高地でない中立地ブラジルでの対戦ですから、エクアドルの強さは出しにくい環境です。それでも、エクアドルは初出場が2002年日韓大会、2006年に初めてのベスト16進出と、日本とよく似た成長曲線をたどっている相手です。もちろん、エクアドルとしても日本が勝てる相手という目論見はしているでしょう。

エクアドルのメンバーを見ると、半分くらいが国内組、海外でプレーする選手もアメリカMLSやメキシコリーグが主体です。有名な選手はマンチェスターUのAバレンシア、W杯でも活躍したEバレンシアがいます。もっとも、クラブW杯で来日したエクアドルのクラブチームLDUキトの監督が「エクアドルにスターはいない」と発言したことからも推測できるように、個人に頼ったチームは決して作らない相手です。

W杯でのプレースタイルを思い出すと、エクアドルは2トップに瞬間的なスピードがあるので、速いクロスをDFラインの裏に出す攻撃を多く用いてきました。2014年ブラジル大会では決勝トーナメント進出はならなかったものの、スピードで勝負するというチームとしてのスタイルは出せた戦いだったと思います。

日本としては、思い切って自分たちの良さを出すことで勝負して欲しいです。力的には互角の相手ですから、戦略ミスなどのもったいない負け方だけはしないで、南米まで出かけて良かったと思える戦いを期待します。
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日本対ウルグアイ後半

2019-06-23 21:06:16 | ワールドサッカー
後半に入ってからも、しばらくは日本の少ない人数で機能させる速攻は機能していました。中島翔哉だけはウルグアイも要注意とみたようで、そのドリブルは人数をかけて潰しに来ましたが、シャドーにいた安部や三好のところが使えたので、2点目は左サイドに出たところを杉岡がクロスを上げ、中央で岡崎慎司が競ってこぼれたところを三好が決めたゴールでした。

それでも、ウルグアイは南米王者を賭けて臨んできた大会なので、底力を見せてきました。キーになった交代は右MFのナンデス(8番)を下げてデアラスカーエタ(10番)を入れた手でした。突破型のナンデスが封じられていると見たベンチのタバレス監督が、高速クロスが武器のデアラスカーエタからの攻めを狙ってきました。これで、サイドにも流れていたカバーニが中央に固定でき、真ん中にスアレス、カバーニの世界クラスのストライカーが揃うことになります。

これで日本は押し込まれてしまいました。最終的には日本11本に対し相手21本以上と2倍近いシュート数を浴びる、苦しんだ展開になってしまいました。それでも、日本サイドとしてはやるべきことは確実にやってきました。相手アンカーのベンタンクールに対しては岡崎慎司がチェイスに行き、チャンスになりかける場面も作れました。カバーニやスアレスには何本もシュートを打たれましたが、GK川島が落ち着いて処理しました。

ウルグアイの同点ゴールはCKからでした。ロデイロ(7番)の蹴ったCKに対し、ニアサイドにヒメネス(2番)が突っ込んできて、フリーでヘディングシュートをされてしまいました。ほんの一瞬の隙でしたが、そういうところを逃してくれない強さはあります。最後は日本のカウンターが機能しなくなり、途中出場の上田綺世や久保建英は前で仕事をすることは厳しい展開でしたが、追いかけることでウルグアイの精度を落とそうと必死でした。

その結果が、勝ち点1という大きな成果になりました。正直、この南米選手権は日本の苦戦は覚悟していました。それでも、経験のある選手を中心にチームとしての落ち着きはありました。日本代表として、恥ずかしくない試合は十分できたと思います。
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