ようやく、水曜日に行われたトリニダードトバゴ戦の映像を見ました。日本代表の森保監督は、W杯予選で引いた相手に攻め切る対策として、これまで構想程度だった3バックを実戦で投入してきました。冨安、昌子、畠中の3バックに、サイドの酒井宏樹、長友を高く張らせて、クロスで攻略する狙いです。
しかし、今回の0-0の引き分けという結果以外でも、3バックに違和感を感じる要素はありました。それは、日本代表というチームが長身のターゲットに合わせるチームではないからです。せっかく、酒井宏樹や長友がクロスを上げても、真ん中で待っているのが大迫一枚でチャンスにならない場面が多く見られました。堂安が頭で合わせた決定機もありましたが、相手GKフィリップの好セーブに阻まれました。
また、3バックを導入するにあたって、DFを一人入れる代わりに誰が外れているかもこの試合を左右しました。外れていたのはトップ下の南野で、日本代表がこれまで親善試合で見せてきたシャドーの仕掛けという要因が失われる結果になりました。それでも、決定機は何度もあり、そのたびにクロスバーや相手GKフィリップに当たって、ゴールという結果だけが遠かった試合になりました。
また、3バックが機能しにくかったのは、相手トリニダードトバゴの出方もありました。トリニダードトバゴは4-3-3で、日本ボールの際に常に前に3人を残していたので、日本の3バックはどうしても上がるような連動性を出すことができず、ボランチの柴崎や守田も守備の仕事が多くなりました。中盤が3枚しかいないので、そこに酒井宏樹や長友を上げれば簡単にフリーになれますが、そこからのクロスで攻めるのは難しかった印象です。
それでも、試合終盤はほとんど日本がボールを持ち、トリニダードトバゴは押し込まれて足がつる選手が続出していました。たまたま、この試合が親善試合で交代枠が6つあったので、トリニダードトバゴが選手交代でしのげましたが、公式戦の3人交代のルールならおそらく、相手の体力は続かなかったでしょう。
ゴールという結果がなかったので不満はありますが、それでも負ける気はまったくしなかった試合でした。次のエルサルバドル戦で勝利を得て、いい形でW杯予選につなげて欲しいものです。
しかし、今回の0-0の引き分けという結果以外でも、3バックに違和感を感じる要素はありました。それは、日本代表というチームが長身のターゲットに合わせるチームではないからです。せっかく、酒井宏樹や長友がクロスを上げても、真ん中で待っているのが大迫一枚でチャンスにならない場面が多く見られました。堂安が頭で合わせた決定機もありましたが、相手GKフィリップの好セーブに阻まれました。
また、3バックを導入するにあたって、DFを一人入れる代わりに誰が外れているかもこの試合を左右しました。外れていたのはトップ下の南野で、日本代表がこれまで親善試合で見せてきたシャドーの仕掛けという要因が失われる結果になりました。それでも、決定機は何度もあり、そのたびにクロスバーや相手GKフィリップに当たって、ゴールという結果だけが遠かった試合になりました。
また、3バックが機能しにくかったのは、相手トリニダードトバゴの出方もありました。トリニダードトバゴは4-3-3で、日本ボールの際に常に前に3人を残していたので、日本の3バックはどうしても上がるような連動性を出すことができず、ボランチの柴崎や守田も守備の仕事が多くなりました。中盤が3枚しかいないので、そこに酒井宏樹や長友を上げれば簡単にフリーになれますが、そこからのクロスで攻めるのは難しかった印象です。
それでも、試合終盤はほとんど日本がボールを持ち、トリニダードトバゴは押し込まれて足がつる選手が続出していました。たまたま、この試合が親善試合で交代枠が6つあったので、トリニダードトバゴが選手交代でしのげましたが、公式戦の3人交代のルールならおそらく、相手の体力は続かなかったでしょう。
ゴールという結果がなかったので不満はありますが、それでも負ける気はまったくしなかった試合でした。次のエルサルバドル戦で勝利を得て、いい形でW杯予選につなげて欲しいものです。