今更な感はありますが、女子W杯の決勝トーナメント1回戦、なでしこジャパン対オランダの映像を前半だけ見ました。オランダは4-3-3の布陣で、男子のオランダ代表とよく似た3トップのウイングサッカーを見せてきました。最近の女子サッカーは欧州勢の台頭が目立ち、オランダもこれまでは女子はあまり強くなかった地域ですが、前回のW杯でもベスト16で日本と対戦しています。
昔の女子サッカー強豪国は、単純に縦に蹴ってFWの個人技か高さで勝負する、比較的ラフなスタイルでした。これに風穴を開けたのが2011年のなでしこジャパンの優勝で、これ以降多くの国がパスを回すスタイルを取り入れるようになってきました。今回のオランダも、長い距離のパスを通せる技術を身に着けていました。
オランダの男子代表は、高さも個人技もスピードもバランス良く持っているのが売りですが、今回の女子代表にもそういうところは感じました。オランダの前からのプレスになでしこは苦しみ、相手の瞬間的に速いスピードの前にボールを奪われて苦戦しました。アーリークロスでもFWに合いそうなボールを蹴れる強さもありました。
しかし、なでしこが強豪国に勝つときは、大抵相手のスピードに最初苦しんでから、次第に慣れてパスが回せるようになってきます。今回の試合もまさにそういう試合になりました。オランダのような長い距離のパスはつながらなくても、選手間の距離を寄せて短いパスを回すことでチャンスも作れるようになってきました。
オランダにCKで先制点は取られたものの、なでしこが中央でダイレクトプレーを見せてからの岩渕のパスで、相手最終ラインのギャップを突いた長谷川唯のゴールでなでしこは同点に追いつきます。これがなでしこの真骨頂と、売り物を発揮できた同点ゴールでした。
後半を見たら印象が変わるかもしれませんが、それは明日以降に見られたら書きます。
昔の女子サッカー強豪国は、単純に縦に蹴ってFWの個人技か高さで勝負する、比較的ラフなスタイルでした。これに風穴を開けたのが2011年のなでしこジャパンの優勝で、これ以降多くの国がパスを回すスタイルを取り入れるようになってきました。今回のオランダも、長い距離のパスを通せる技術を身に着けていました。
オランダの男子代表は、高さも個人技もスピードもバランス良く持っているのが売りですが、今回の女子代表にもそういうところは感じました。オランダの前からのプレスになでしこは苦しみ、相手の瞬間的に速いスピードの前にボールを奪われて苦戦しました。アーリークロスでもFWに合いそうなボールを蹴れる強さもありました。
しかし、なでしこが強豪国に勝つときは、大抵相手のスピードに最初苦しんでから、次第に慣れてパスが回せるようになってきます。今回の試合もまさにそういう試合になりました。オランダのような長い距離のパスはつながらなくても、選手間の距離を寄せて短いパスを回すことでチャンスも作れるようになってきました。
オランダにCKで先制点は取られたものの、なでしこが中央でダイレクトプレーを見せてからの岩渕のパスで、相手最終ラインのギャップを突いた長谷川唯のゴールでなでしこは同点に追いつきます。これがなでしこの真骨頂と、売り物を発揮できた同点ゴールでした。
後半を見たら印象が変わるかもしれませんが、それは明日以降に見られたら書きます。