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交流戦のセリーグ本拠地対策

2019-06-07 22:25:09 | 他スポーツ
今日は疲れていたようで、元気が出なかったので分析に集中力が要るサッカーではなく、プロ野球のDeNA対西武を見ていました。交流戦の時期はセリーグが普段どういう野球をやっているか観察する機会です。どうしても、DH制のないセリーグでは、打てる選手にはどこかを守らせなければならないので、必然的に守備の弱いポジションが一つはある印象です。

今日はDeNAのライト、ソトのところが西武としては狙いどころだったようです。走者二塁のときは、安打での生還を防ぐためにレフトとライトは前目の守備位置を取らせることが多いですが、ソトのところに安打を打ったケースで西武ベンチは迷わず二塁走者に突入を指示し、成功させました。西武は足もあるチームなので、こういうかつての森野球のいいところは辻監督も取り入れています。

もっとも、西武は普段投手が打席に立たないので、チャンスで投手に回ったらほぼアウトです。今や大学野球も多くがDH制で、社会人野球はすべてDH制です。西武の投手は打席に入るのは高校時代以来という選手も多く、今日の高橋光成もストレートをファウルすることはできましたが、チェンジアップが来たらあっさり見逃し三振でした。

そのルールを利用して、DeNAは8番愛斗の打席で二度、申告敬遠を使いました。打てば一割台の愛斗は、普段なら決して敬遠される選手ではないですが、野手ならいつ打つかわからないというラミレス監督の手は理解できます。

また、西武の場合はDH制が使えないデメリットは最小限だった印象です。それは、普段DHに入っている栗山が最強打者ではないからです。栗山も勝負強さは持っていますが、2割5分とクリーンアップの成績ではないので、そのまま代打要員に回してもそれほどチーム力が落ちませんでした。DHがデスパイネのソフトバンクあたりは苦労しただろうと想像はできますが。

今日は西武先発高橋光成の7回2失点の好投で西武が初戦を制しました。開幕当初は先発ローテーションが崩壊状態だった西武も、次第に駒が揃ってきました。交流戦をきっかけに勢いが出るといいですね。
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