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川崎戦マニアック分析

2019-06-03 22:19:25 | 浦和レッズ
後半、川崎は左サイドへの圧力をさらに強めてきました。新人岩武のところは90分持たないと思ったのでしょう。そんな狙いは当たり、岩武がマークしていた長谷川のスルーパスから登里に抜け出され、そのクロスをレアンドロ・ダミアンに合わされて後半の早い時間で失点します。もっとも、ここは岩波が守っていなければならない位置で、岩武だけの責任ではないです。

その失敗を引きずらないようにという配慮か、それとも岩武は90分使うつもりが最初からなかったかは不明ですが、岩武に替えて森脇を入れて右アウトサイドに置きます。また、何度もカウンターで走っていたマルティノスを下げて、荻原を入れてシャドーに置きます。この交代で援軍は与えたものの、前半のようにカウンターで走る攻めの形はできなくなってきます。

逆に川崎はさらに左サイドを使ってきました。岩武に比べてスピードに難がある森脇のところは狙われ、長谷川や登里がフリーで上がったチャンスは何度かありました。たまたま、川崎の走り込む人数が足りなかったり、クロスが合わなかったりで点という結果にこそ結び付いていませんが、浦和としてはやられてはいけない形です。

それでも、後半の浦和はCKが取れるようになってきました。それだけ、サイドにボールを出すところまでは行けていた証明で、荻原が蹴ったボールはミスになりましたが、それでも槙野やマウリシオを上げてのセットプレーは一つの得点源としたいところです。もちろん、広島戦のように、相手のカウンターで何度も後ろを向かされるようなミスは減っていました。

川崎は残り5分で小林悠とレアンドロ・ダミアンを下げて、知念と山村を入れてきました。山村をDFに入れて逃げ切りの交代かと思われましたが、山村はそのままFWに入れました。この辺りになると、浦和も必死でボールをキープしてクロスに賭けますが、同点ゴールは入らずロスタイムに突入します。負けても監督の考え方は伝わったと感じ始めた最後のプレーでした。

CKでGK西川を上げていた最後のプレーで、西川のシュートのクリアボールに森脇が反応し、これが相手DF谷口に当たってコースが変わってゴールとなり浦和は最後のプレーで追いついて引き分けました。この1点の勝ち点は大きく、明確に結果で改革が示された、そんな思いで選手を出迎えました。

























コメント
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