自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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フランス人は10着しか 服を ⑥

2016-01-02 05:54:11 | 図書メモ


P.118 女らしさの決め手は姿勢

   フランスの女性は姿勢が美しい。(中略) 
   フランスでふつうに見かける、身のこなしが優雅な女性のこと。

   (中略)男も女も、姿勢がいいと素敵に見える。自信があって、
   自分をきちんとコントロールできる、魅力的な人に見えるから。

   姿勢がいいと言っても、背筋がピンと伸びた堅苦しい感じとは違って、
   身のこなしが優雅で流れるような感じーーー
   生き生きとしたその様子には内面の自信がにじみ出ている。


P.119 (中略)思わず姿勢を正してしまう場所もある。たとえば、美しい調度品で
   飾られた部屋では、背中を丸めて座ったりはしないだろう。(中略)
   どうやらわたしたちの体は、周りの環境に合わせて反応してしまうようだ。
   
   (中略)いつもよい姿勢を心がけていると、周りの環境に左右されずに
   よい姿勢でいられるようになる。姿勢を美しくすると、内側から力が
   湧いてくる。困ったことが起きたときや、怖気づいてしまったときは、
   背筋をすっと伸ばしてみよう。その方が凛として素敵に見えるし、
   前向きな気持ちになれるから。



出ましたぁ! 大切なたいせつな、「姿勢」の話です。
私は、わりと、「姿勢がイイね。さすが、だね。」と言われる方です。
でも、ミュージカルの記録ビデオや練習風景のビデオを見ると、ガックリです。

歌っているときや踊っているときは、まあまあなのですが、
台詞を言っているときや、練習中に仲間と打ち合わせやお喋りをしているとき、
恐ろしい状態に、なり下がっています。

バレエの先生から常に言われているのは、

  「背中をおろすこと!」

この一言で、全てが言い尽くされています。
正確には「肩甲骨を下す」ですが、「背中!」の一言で、
バレリーナはビクッと引き締まり、美しくなります。

バレリーナじゃない私でさえ、その気分になって、
背中が下がり、その結果、

  鳩尾が上がり、お臍が縦になり、お腹が減っこみます。

でもこれ、最低、週に一回くらいバレエの基礎レッスンをやっていなければ、
身につきません。(やっていたって、忘れがち……)
もしフランスでは、男女ともに、
「小さい頃から、お稽古ごととしてバレエを習うのが一般的」
ということなら、納得がいきます。

アメリカ人の著者が、こんなに惚れ込むほど感心したのなら、
「きっと、バレエ効果なのでしょう」と、私は思います。

コメント
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