自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

フランス人は10着しか 服を ⑧

2016-01-04 07:09:18 | 図書メモ


P.206~207 ささやかな喜びを見つける

   (フランス人のシックFamilyの)楽しみはささやかで、
   言ってみれば、同じことの繰り返しだった。
   けれども、彼らは毎日の暮らしのなかでマンネリになりがちなことを
   楽しんでしまう方法を見出していた。

   (中略)ささやかなことに喜びを感じることができれば、
   満ち足りてバランスの取れた生活を送れるようになる。

   そうすれば、ムダ遣いをしたり、やたらと物を買いこんだり、
   食べ過ぎたりといった、不健康な習慣に陥ったりしなくてすむ。

アメリカ人は……という決めつけは、したくないけれど、
少なくとも若い著者は物質&快楽主義にどっぷりと浸かり、
フランス人や日本人のような<生活を紡ぐ>という感覚を
持っていないようです。

P.209で彼女が「きりがなくてうんざりしがちな雑用」と決めつけている家事は
禅的に考えれば、
日々、やらせていただく「心の浄化のための作業・修行」です。

ミュージカル映画「Mary Poppins」に
「A spoonful of sugar makes a medicine go down」という歌がありました。
「苦いお薬も、スプーン一杯のお砂糖で、簡単に飲めちゃうよ」という内容です。

日々の家事・雑用は、苦いお薬でしょうか? 辛い労働でしょうか? 
それらは私達日本人にとっては、有難い・嬉しい作業です。
「アメリカのお嬢ちゃんたち、禅を学んではいかが?」
と教えてあげたくなる終章でした。


コメント
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