猫たちの春の夢 3曲目:Julietのワルツ 作詞:KoMaria
春風のように 私の乙女心が 薔薇色に 光り輝き踊るわ
何処かの誰かが 私の魅力に気づいたら 素敵な愛が芽生えるわ
けれど私は夜には家の中で 家族と過ごすの それが私の仕事よ
何もかにも諦めて、踊り明かす楽しみも、何もかにも諦めて、
変えたくても変えられない ア~~仕方ない!
悲しい定めの家猫よ。それが定めよ。恋は諦めるの。ア~~~~
これはOpera「ロミオとジュリエット」の中で歌われる有名なアリアです。
全曲歌うのは素人の私には難しいのですが、そこはその……
<ミュージカル用に適当にカット>して、14歳の乙女心を歌います。
未だ本物の恋を知らない<初心な乙女>の<恋に恋する気持ち>なのです。
セレブのお嬢様でも、<良いところに嫁ぐことが仕事>であり、
<自由な恋愛や仕事への挑戦>など、夢のまた夢であることを嘆きつつ、
でも、<リッチな家猫としての自分の幸せの条件>をわきまえています。
こういう生き方が大嫌いな私は、ついつい糾弾調・恨み節になり、
ボイトレ先生からもバレエの先生からも
「もっと、おしとやかに!」「もっと清楚な少女らしく!!」と、
叱られてばかりの一年でした。
さて、本番ではお嬢様になりきれるでしょうか? 乞う・ご期待!