自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

努力不要論 2 

2016-01-25 07:55:34 | 図書メモ


「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本
この本の冒頭に書いてある言葉です。

私は強靭な体力と、折れにくいココロでブルドーザーのような仕事をし、
体力的な疲れは感じにくい体質なのですが、
色々終わってから、「余計なお世話なのに」とか「おせっかいが過ぎる」
などと言われ、がっくり来ることが多々あります。


P.5 まえがき:
   本書は、不本意な努力を無意味に重ねてしまっているみなさんに、
   本来の自分を取り戻してもらうことを目的に書きました。


P.41 真の努力というのは本来、成果を出すために必要な①目的を設定する、
   ②戦略を立てる、③実行するという3段階のプロセスを踏むことです。

つまり私自身は<体力任せ>に<戦略なしの無鉄砲さ>で進み勝ちなので、
後で軋轢に悩むことがあるのです。

こういうことを脳科学的に説明してくれる本は、有り難いです。
納得!

下記のような愚を犯してはいないつもりですが、
似たような猪突猛進タイプの友人に悩まされることがあるので、
自戒のためにメモしておきます。


P.54 ダイエットをして、「今日はほとんど食べなくてよかった」とか、
   「身体に良い物を食べた」と認知している人は、
   倫理的に悪いことをする傾向が高いという研究がある。

   これは、ヒトの我慢できる量が決まっている、ということを示す実験によるものです。
   つまり、我慢の限界を超えると、
   我慢しなければならないことでも我慢できずにハメを外してしまうのです。

   「自分はこれだけ正しいことをしたんだから、許される」という言い訳を、
   なんと無意識のうちに脳がやってしまっているのです。


P.57 人間の判断力を奪うには、睡眠時間を奪い、食べ物を満足に与えず、
   がんがんストレスをかければいいのです。それだけで、ほぼ洗脳できてしまいます。
  
   努力という言葉は人を縛り、無料、あるいは安価な労働力として使いたい人が用いる
   ブラックなレトリックなのです。真の努力とは、本当に目的を達成したいのであれば、
   広義の努力―-適切に目的を設定し、戦略を立て、実行することです。




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