自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「健康はシモのほうから・・・」  その3 肥満症を治す〇移植

2017-08-06 05:52:46 | 図書メモ


P.54に延々と書いてありますが、要約すると、

  フィルミクテス門の腸内細菌は、口から入ってきた栄養素を溜め込む作用があり、
  
  少ししか食べていなくても、太ってしまうのです。

  一方、バクテロイデスの腸内細菌は、栄養素が入ってきても

  ほとんどエネルギーとして使ってしまいます。


  フィルミクテス門は太った人の腸内に多く存在し、
  高カロリー食を摂取すると、
  脂肪の吸収効率が最適の状態に分解し、
  腸壁はぐんぐん脂肪を吸収します。

  反対にバクテロイデス門は、(中略)腸壁の栄養吸収率も低い

つまり、一度太ってしまうと、ちょっと食べ過ぎたくらいで
一層太ってくるのです。
反対に痩せた人は少々多く食べても太らないというわけです。

P.56 どんなことをしてでも、痩せたい!と思う人への秘策

   それは他人の便、または健康なときの自分の便を
   自分の腸内に移植することです。


P.57 クロストリジウム・ディフィシル感染症は、
   免疫機能が低下している人たちの間で発生することが多く、
   特に抗生物質を使用している人に頻発します。

   (中略)この厄介な腸炎が、新鮮な便の注入によって
   劇的に治癒したことから「便移植」が注目を集めているのです。


さすがに人の便を直接自分の腸に入れることをためらう人が多いと思われるため、
最近の研究では、ヒトの大便から抽出した腸内細菌のカプセルを
服用するという手法がとられているようです。

あ~、メンドクサ!
こんなことをしないでも済むように、普段から
食べ物や食べ方に気を遣って暮らしましょうね!!
コメント
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