正確なタイトルは、
あらゆる不調が解消する 最高の歩き方 Best way to walk
著者は1992年バルセロナ五輪・50km競歩代表だそうです。
派手に背骨を捻ったり腕を振ったりせず、
効率的に省エネで歩くことの良さを説いています。
ハイヒールについて
P.23 動作の美しさを定義づけるのは難しいが、スポーツの世界では、
エネルギー効率のいい動きや合理的な動きを美しいととらえます。
高いハイヒールを履いて歩くというのは、
身体動作力学の観点から分析すると、
身体の各部位に大きな負担をかけながら歩いている(中略)ので、
エネルギーの流れを乱すような状態を、随所でつくってしまいます。
私の同世代以上の友人の多くが、外反母趾で悩んでいますが、
彼女達の多くが、若い頃はハイヒールの愛用者だったそうです。
ハイヒールの恐い点は、
ダンスなど、熱狂できる踊りを始めてしまうと、
痛みが<脳の快感>にかき消されてしまうことです。
かく言う私も、職場でのミュージカルやダンス・パーティなどで
7cmのヒールで踊っていた時代があります。
フツーには歩けないのですが、踊りだすと、動けるのが不思議なところ。
今でいう<脳内モルヒネ>が出るのでしょうね。
でも、頻度は多くなかったので、外反母趾にはなりませんでした。