副題は <MBA医師が教える 本当に正しい予防と対策33>
著者は金沢大学医学部卒で専攻は外科病理学。
なぜMBAかというと、医師として働きつつ、
慶應ビジネス・スクールで医療政策・病院経営を学び、
在学中に医療機関再生コンサルティング会社を設立したそうです。
ということで、ビジネス界で一流のクライアントも多く、
著者なりの特別な裏技などが出てくるのかと思いきや、
結構、日本では当たり前の一般的なモノが大多数でした。
問題は、著者がお薦めの、風邪対策には<絶対的・必須項目>を
私は殆ど考えていない(=実行していない)ことです。
著者お薦めの対策は、大きく三つに分けて、
①風邪・インフルエンザのリスクを激減させる行動習慣
13項目にわたり、喉の保湿、鼻呼吸、手洗い、うがい、ワクチン接種など
②ウイルスが集まりやすい5大条件の場所を避ける
人込み、密閉された空間、貸し借りされた物体、不特定多数の人が触るモノ
③触らない!近寄らない!「危険地帯」
医療機関、満員電車やバス、公共施設の手すり&つり革、カラオケ室内
乾燥した会議室や教室、書店や図書館に展示された見本・サンプル
子どもが多い場所、自販機や電気器具などのボタン・スイッチ
共用のドアノブ・パソコン・電話機・検索機・ペン
ファミレスや喫茶店、ジェットタオルが接地されたトイレ など
その他、ウイルスを寄せ付けない「手洗い法」「うがい法」「マスク着用法」
私が風邪を引き難いのは、
多分、私自身の生活が健康的なので免疫力が高く、
ウイルスが付着しても、発病しないのだと思います。
では、何故このような本を読んだか?というと、
私が、たまに(2~3年に1回くらい?)喉風邪を引くと、咳だけが長引いて、
歌の練習がしにくくなるからです。
咳喘息か?と思って、ステロイド粉末を貰ってあるほどです。
それに関する記述は無かったのでガッカリですが、一般常識はゲットしました。
でも、こんな予防法に時間やお金をかけるより、
早寝早起き! 乾布摩擦! 少食!
運動! 歌と踊り!! 夢を持つ!!!
こんな生活をしていれば、風邪は寄り付かないと思うんですけどね、、、、