3年も前の本で、今まで知らなかったことが悔やまれるほどの内容。
著者はスタンフォード大学スポーツ医局アソシエイト・ディレクターで、
アスレティックトレーナーでもある。
私好みの、「精神論ではなく、科学的知見とエビデンスを重視した理論」です。
コンセプトは、
p.45 ①中枢神経を整えることで体に余分な負荷がかからないようにし、
疲れを予防する。
②筋肉を鍛えて、パフォーマンスを上げる。
③リカバリーメソッドを実践して効率よく回復を図り、
体と脳の疲れを取る。
私自身はこれまで「動くのが好きだから、楽しめる範囲で運動する」でし
すると、自分の許容範囲を超えて楽しみ過ぎてしまい、膝を傷めたり、
翌日はグッタリしてしまうほど疲れがたまっていました。
上記の解決法は?
p.40 結局、何が疲れを引き起こすのか? スポーツ医学・最新の理論
①神経のオンとオフの切り替えを担う「自律神経」を整える。
p.41 ②体の動きを統制する「中枢神経」を整える。
p.42 疲れを感じている人の多くは、上記2つの神経のコンディションが
悪くなっている状態。神経の司令塔は脳なので、2つをまとめて
「疲労の原因は脳にある」というわけ
著者の定義:「疲れやすい体=歪んだ姿勢の体」
体の歪みは、中枢神経を乱すトリガーとなる危険な状態。
そして体の歪みと密接に関係しているものこそ「体内の圧力」
明日からは具体的な対処法を。