p.89 プロプリオセプターとは、
筋肉や関節にある組織で、
今、関節や筋肉がどんな位置で、どんな速度で動いているかという
情報を、脳(中枢神経)にフィードバックする働きを持つセンサー。
たとえると、「現場の社員」である体の各パーツは、
プロプリオセプターという「伝達手段」を使って、
「社長」である脳(中枢神経)に現場状況を報告するのです。
なるほど! 上手く表現するなぁと、感心します。
「社長の命令と現場の状況が一致してこそ」良いパフォーマンスが発揮できる!
私が登山やダンスで膝を傷めた理由も、これで良く分かります。
つまり、体が疲労で悲鳴をあげているのに、その情報は脳に届かず、暴走・・・・
まとめると、
p.90 筋肉から中枢神経へのフィードバックがスムーズに行われると、
アスリートは、ますます体の使い方がうまくなり、
動きもなめらかになります。
パフォーマンスが上がるうえに無駄な動きは一層なくなり、
より疲れにくくなっていくのです。
p.91 これが自然にできているのが一流アスリートですが、
IAP呼吸法で腹圧を意図的に高めて体の中心を安定させ、
中枢神経からの指令の伝達経路をしっかり整えれば、
私達にも同じことが起こります。
あ~、何と嬉しい情報でしょう!