p.69 「IAP」とは Intra Abdominal Pressureの略で、
日本語訳は「腹腔内圧(腹圧)」
コリをほぐして疲れを取る場合も、
ケガで縮んだ筋肉をゆっくり伸ばす時も、
メンテナンスと「IAP呼吸法」を併用すると効果が増大!
あら、これなら知ってる!
過去に呼吸法教室などで散々教わってきた「丹田呼吸」?
IAPの特徴は、
p.70 息を吸う時も吐く時も、
お腹の中の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸法。
お腹周りを固くしたまま息を吐ききるのが特徴。
よく間違われるのは「腹式呼吸」
こちらは息を吐く時にお腹をへこませます
p.71 腹圧呼吸では、息を吐く時も圧をお腹の外にかけるように
意識して(=高IAPを維持)お腹周りを「固く」します。
(この結果、)体幹と脊柱という「体の中心」が支えられて安定し、
無理のない姿勢を保つことができる。
体の中心を正しい状態でキープすることで、
中枢神経の指令の通りがよくなって、
体の各部と脳神経がうまく連携し、余分な負荷が減るという理論
p.79~83までイラスト入りで説明されています。
私は色々な呼吸法を勉強してきたので、読んだだけで違いが分かりますが、
初めての方々は面食らうかもしれません。
でも、ちゃんとトライする価値はあると思います。