自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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スタンフォード式 疲れない体  8  「動的 コンディショニング」

2021-08-10 05:50:08 | 推薦図書


とても重要な理論なので、著書からそのまま書き写しています。

p.120 「疲れないために、じっとしている」よりも、体を軽 く動かしたほうが、
   血液の流れが促進されて脳と筋肉にたくさん酸素を送ることが でき、
   疲労物質の滞留を防ぐことができるのです。

   世界的研究者も「動的 コンディショニング」を提唱している
   ノーベル生理学・医学賞の選考委員会があるスウェーデンの
   「カロリンスカ研究 所」で研究者として活躍したアンダース・ハンセン氏によれば、
   脳(中枢神経)は そもそも「体を移動させる」ためにできていて、
   原始時代からその構造はあまり変 わっていないそうです。

   つまり、人は動きつづけているのが本来の姿ということ。
   それなのに、疲労に悩むビジネスパーソンの多くは、動けていません。
   重要な会議、 込み入った書類作り、厄介な取引先との打ち合わせ......。

   コンピュータが仕事の大部分を担うようになった今、ビジネスパーソンは
   忙しけれ ば忙しいほど動かなくなっています。「働きすぎて疲れた日」 は、
   「体を動かせていない日」であることも多いはず。
p.121 だからこそ、軽い運動で疲れを取るのが効果的です。

   「ゆっくり走る」「泳ぐ」という軽めの有酸素運動を20~30分すると、
   血行がよくな って、筋肉のこりがほぐれていきます。すると、
   自律神経やホルモンのバランスも 徐々に整いはじめます。
  
   また、「疲れているのに眠れない」というのは、ストレスによって
   覚醒モードの交感神経が優位になっていることも一因です。
   そんなとき、ずっと優勢になっている 交感神経を、
   軽く汗をかく程度の運動でさらに活発にすると、その後、逆にがくっと
   下がってリラックスモードの副交感神経が優位になります。

   すると、自律神経は落ち着きを取り戻し、体も脳も休息モードに
   スムーズに入るこ とができるのです。

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